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【ナイト・オン・ドラグーン】第1章〜始まりの時〜続。7説

[553]  ミルクボーイ  2006-11-03投稿
帝国軍、兵士部隊は確実にアンクレット城を目指し、歩を進めていた。

帝国兵士長A「城は、もうすぐだぁ!アンクレット城を制圧するのだ!!」
おそらく、部隊を束ねるらしき者が剣を空にかざし、千もの兵士の指揮を高めていた。

が、しかし。上空からなにかの鳴き声が聞こえた。
あまりにも威嚇的で、響き渡る鳴き声。

帝国兵士B「こ、この鳴き声はいったい…!?」

目の前にいきなり、火柱が上がり、爆風が砂埃を巻きおこした。

爆発した向こう側で巨大な翼を持つ生き物が着地していた。

帝国兵士長A「罠かっ!?」
目の前が砂埃で見えなくなっていた。
だんだん見えてきていた。
兵士達の行く先に蒼い竜が通さん、とばかりに立ち塞がっていた。
帝国兵士B「ド、ドラゴンだ!」
隊が乱れつつ、あったがすぐさま、兵士達は武器を一斉に構えた。

帝国兵士長A「今の爆炎はこの竜の仕業か!」
蒼い竜は兵士達を見据え、
喉を鳴らし、口から炎を零れさせた。

帝国兵士長A「ぇえい!ひるむな!!ドラゴンとて、生き物!無敵ではないのだ!仕留めるのだ!!」


大勢の兵士がドラゴン目掛け、突撃していた。

アイン「待ってください!」

兵士達の動きがピタっと止まった。

蒼い竜の背から人が飛び降りた。金髪の少年、連合騎士団の鎧を纏った少年アインだった。

帝国兵士「子供!?」

アイン「僕はあなた方、帝国軍殲滅の命を受け、来ました。」

帝国兵士長「おぬしがか?小僧、馬鹿もやすみやすみ言え。そこをどいてもらおうか!」

アイン「ここからは一歩も通しません!争いは避けたいんだ!引いてくれ」

帝国兵士達は唖然としていた。

帝国兵士長「できぬ問いだ!かかれぃ!!」

兵士達が雄叫びを揚げながら突撃してくる。

アイン「くっしかたない!」

背に帯刀していた大剣を抜刀し構えた。

レグナ「だーから、説得は無駄だと言ったのだ小僧。ちょっと、どいておれ!」

レグナはアインを自分の後ろに引かせ、こちらへ向かってくる兵士達に爆炎をぶつけた。



続。

感想

  • 5054: いいと思う(^O^)ミルクボーイさん応援してます! [2011-01-16]
  • 5058: ストーリー最高! も少し誤字を減らせばさらに良くなるかと [2011-01-16]
  • 5061: すごすぎる [2011-01-16]
  • 5065: むむ!確かに…すみません誤字を気をつけますm(__)mミルクボーイ [2011-01-16]
  • 5077: 1説から読んでます!面白いです!続きが気になる(>_<) [2011-01-16]

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