夜叉と僕 ・壱
泣いている・・・。 「とれないよ、どうしよう、衣についたこれがっ。どうしよう。」 僕は呆然と立っていた。うっすらと見えるその子は、泣きじゃくりながら必死に何かを拭っている。やがて、月が昇り、はっきりとその子の姿を現われるようになった。 その瞬間、僕は凍りついた。その子の辺りには無数の死体と大量の血痕。その子も全身に血を浴びていた。「あぁっ、どうしよう。全然とれないよ。ぅ、うあぁーーん。」 僕はその子が哀れに思ったのだろう・・・。 僕は思わぬ行動をとった。 〔続〕
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