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ディフェンド? ”本領発揮” 58

[341]  2006-11-04投稿
 さっきと違う感じ・・・。

 おもしれぇじゃねぇか―――\r

 「いいぜ。来いよ、龍華さん。俺に傷なんか付けれるか?」
 秀が言うと、龍華はニッと笑った。すると、龍華の姿はフッと消えた。
 
 後ろっ!
 
 秀は後ろを向く。すると、予想どおり龍華の姿があった。龍華は拳をつくって、秀の方へ勢いよく突き出した。

 ガシッ・・・
 
 秀は龍華の拳をつかんだ。そして、秀は龍華の拳を放して龍華に向けて拳を突き出す。
 「!」 
 目の前には龍華はいなかった。龍華は秀の腕の上に乗っていて、右足を振り上げて勢いよく下に落とした。
 「くっ・・・」
 龍華のかかと落としから間一髪逃れられたのか、龍華のいる場所より少しはなれたところに秀の姿があった。
 「残念だな。秀・・・」
 「何だと・・・」
 龍華はゆっくりと秀の右肩を指差した。
 「傷。ついたじゃないか」
 「!」
 秀は右肩を見た。肩から血が流れていた。
 「やっと、本領発揮か?」
 「・・・?」
 「じゃあ、俺も本気で行くぜ」
 そぅ秀が言うと、地面から竜が現れた。

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