忍?
時は平和…戦もなくなりはじめた時代。
武士と呼ばれる彼等の戦いも終わり。ここ火の国も平和だった。
シュッ…シュッ…トン…
木の枝を跳躍しながら移動する一つの影。
「…」
黒い髪に黒い目。
袖が親指の間接まであるTシャツにデニムを履いた青年が枝の上で耳を澄ましている。
腰のベルトにはポシェットがいくつも付いていて、ボタン式で開け閉めが楽である。
「…どこに消えた?」
(俺の名前はソラ…十年前にオジチャンに助けられてから、この火の森で育った。オジチャンは忍びと呼ばれる組織の一員で、俺は忍びのイロハを叩き込まれた。体術に忍術…剣術から陰明術(おんみょうじゅつ)まで…まぁ…育ててくれた恩義もあるから…俺も頑張った。
今日は俺の最後の試験…試験官の忍びを倒す事らしい。さっきから全然姿を見せないからなかなかの忍びらしいな…)
「…右手に宿れ風の刃よ!」
(俺は右手で刀印を結びがむしゃらに真横に振るった。放たれた風の刃が次々に木々を薙ぎ倒して行く…
おっ…少し慌てたみたいだな…気配がつかめたぜ
「いくぜ!!」
俺は再び枝を蹴って空へ跳んだ。
武士と呼ばれる彼等の戦いも終わり。ここ火の国も平和だった。
シュッ…シュッ…トン…
木の枝を跳躍しながら移動する一つの影。
「…」
黒い髪に黒い目。
袖が親指の間接まであるTシャツにデニムを履いた青年が枝の上で耳を澄ましている。
腰のベルトにはポシェットがいくつも付いていて、ボタン式で開け閉めが楽である。
「…どこに消えた?」
(俺の名前はソラ…十年前にオジチャンに助けられてから、この火の森で育った。オジチャンは忍びと呼ばれる組織の一員で、俺は忍びのイロハを叩き込まれた。体術に忍術…剣術から陰明術(おんみょうじゅつ)まで…まぁ…育ててくれた恩義もあるから…俺も頑張った。
今日は俺の最後の試験…試験官の忍びを倒す事らしい。さっきから全然姿を見せないからなかなかの忍びらしいな…)
「…右手に宿れ風の刃よ!」
(俺は右手で刀印を結びがむしゃらに真横に振るった。放たれた風の刃が次々に木々を薙ぎ倒して行く…
おっ…少し慌てたみたいだな…気配がつかめたぜ
「いくぜ!!」
俺は再び枝を蹴って空へ跳んだ。
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