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天使のすむ湖(青い月夜)6

[310]  雪美  2006-11-05投稿
これがもし、本当ならば香里との出会いも、あの描いてくれた肖像画も偶然ではなく、必然だったのだ。
この伝説の愛のクロスは、きっと俺が前世で作成し人々の手を渡り、再び俺に戻ってきた。その意味を自覚しなくてはいけない
「香里、俺は誓うよ、まずは立派な医者になる、そして、ホスピスを作って、そこで死にたい人は看取るし、自宅を希望する人には、往診などで在宅との連携をとる、心の病の人にはカウンセリングや催眠療法で心の闇を打ち砕く事をー見ててくれ、夢は必ずかなえて見せるよ、多くの人の為に与えきりの人生を送るよ。」
心の中は勇気に満ちていた。
すると、香里はそっと俺を包み込むように抱きしめて、白い羽でふわりとおおった。
「そうよ、あなたなら出来るわ、愛と勇気を、これで私もあの世に帰るわね。」
そう言って香里は闇に消えていった。

偉大な使命をいただいた以上、泣いてる場合ではない、大学も真剣に学んで必ずや理想を実現すると心に誓った。

それは、青い月夜に秘密のベールが解かれた瞬間だった。

感想

  • 5120: 作者〜読んでくださってありがとうございます。オッケーマークつけてくださった方ありがとうございます。これからも頑張りますね〜 [2011-01-16]

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