天使のすむ湖(青い月夜)7
俺は再び、その秘密を守ることにして、この葛巻の日記と、愛のクロスの伝説はこのまま書斎の秘密部屋に封印することにした。
確か封印の言葉は、
「青い月夜に神秘の扉が閉じられる。」
だと思った。と秘密の部屋を出て唱えた。すると再び書斎の本棚はギギッーと音をたててしまった。
リビングで、香里の描いた肖像画と香里にそっくりな天使の絵を眺めていた。すると、天使の絵は満面の笑みを浮かべていて、天使のクロスがピカッと光った。
「いつもあなたを見守っているわ〜」
と香里の声が聞こえた気がした。
「見ててくれ香里、これからが俺のセカンドステージだ、必ず香里に恥じない仕事をしてみせるよ。」
あの伝説を知ってから、一樹はまるで別人のようになって、みなぎる情熱を心に秘めていた。
リビングの大きな窓からは、朝焼けがオレンジに染めていて、昨日までの小雨がウソのように晴れていた。
確か封印の言葉は、
「青い月夜に神秘の扉が閉じられる。」
だと思った。と秘密の部屋を出て唱えた。すると再び書斎の本棚はギギッーと音をたててしまった。
リビングで、香里の描いた肖像画と香里にそっくりな天使の絵を眺めていた。すると、天使の絵は満面の笑みを浮かべていて、天使のクロスがピカッと光った。
「いつもあなたを見守っているわ〜」
と香里の声が聞こえた気がした。
「見ててくれ香里、これからが俺のセカンドステージだ、必ず香里に恥じない仕事をしてみせるよ。」
あの伝説を知ってから、一樹はまるで別人のようになって、みなぎる情熱を心に秘めていた。
リビングの大きな窓からは、朝焼けがオレンジに染めていて、昨日までの小雨がウソのように晴れていた。
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