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天使のすむ湖(最終章)2

[307]  雪美  2006-11-07投稿
あの、愛のクロスの伝説を知ってから、俺は反省の大切さを学んでいた。邪心があるとくすんでしまうあのクロスは、一つの心のバロメーターでもあり、毎日鏡で髪を直すふりをしては、輝きを確認している。
くすんできた時には、何がいけなかったのか、よく考えて反省するようにしている。すると、さまざまな問題点にも気づきやすくなり、問題解決策も練りやすくなっていた。そんなことで仕事にも生かされ、30代で助教授になることが出来た。
もちろん大学を出てから何年かは、ガン治療も学び、外科手術も経験していた。
そして、夢のホスピスをこの自分の大学病院で、開設が許されて今は軌道に乗っている。

キヨさんは、年を重ねるごとに元気がよく、M.kathuramakiジュエリーブランドのトップデザイナー兼オーナーとして、世界を駆け巡っている。
もちろん日本にいるときは、我が家の家政婦として今も現役だ、いったい何歳なのか見当もつかない、しかし好きな仕事に熱中できるのが嬉しいようだった。小学校に娘が入学したら、岬もキヨさんについてジュエリーデザインを学びたいのだそうだ。

誰もが輝く時を過ごしていた。


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