天使のすむ湖(最終章)5
香里の使用していた真っ赤なポルシェも現役で、今も俺の愛車、そのポルシェで到着し車庫に入れると、そこに同時に着いた桜井が、4WDから降りてきた。
ずっとこの湖には来なかったから、驚いた
「桜井ー」
「今日は香里さんの命日だろーだから、俺も墓参りだよ。」
と気を利かせて、プルーローズとお線香を持ってきていた。
「ありがとうな、」
と俺が言うと
「いいや、お礼なんていいんだ、お前にとって大事な人は俺にも大事な人だから・・・」
とまた、あの頃のようにマジな顔していっていた。
「桜井、彼女の一人もいないのかよー」
「いないから、休日に墓参りにきてんだよー女とも付き合ってみたこともあるけど、ダメなんだよ、お前じゃなきゃ」
「ここで言うなよ〜」
と笑うと
「ここだから言うんだよ、なんなら職場で言うか?」
「なに言ってんだよー仕事の邪魔する気かよー」
「マジであせるなよー冗談だよ〜仕事場でんなこと言うわけねーだろうが〜」
相変わらず俺をからかってるのか、本気なのかよくわからない奴だった。
ずっとこの湖には来なかったから、驚いた
「桜井ー」
「今日は香里さんの命日だろーだから、俺も墓参りだよ。」
と気を利かせて、プルーローズとお線香を持ってきていた。
「ありがとうな、」
と俺が言うと
「いいや、お礼なんていいんだ、お前にとって大事な人は俺にも大事な人だから・・・」
とまた、あの頃のようにマジな顔していっていた。
「桜井、彼女の一人もいないのかよー」
「いないから、休日に墓参りにきてんだよー女とも付き合ってみたこともあるけど、ダメなんだよ、お前じゃなきゃ」
「ここで言うなよ〜」
と笑うと
「ここだから言うんだよ、なんなら職場で言うか?」
「なに言ってんだよー仕事の邪魔する気かよー」
「マジであせるなよー冗談だよ〜仕事場でんなこと言うわけねーだろうが〜」
相変わらず俺をからかってるのか、本気なのかよくわからない奴だった。
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