携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> Memorys〜初恋〜

Memorys〜初恋〜

[475]  蓮華  2006-11-09投稿
桜の咲くこの季節。私は、新しい校舎の前に立っていた。これから、運命的な出会いをすることになるなんて知らずに、心踊らせていた・・・。
私、有沢優香。今年から、高校生になった。入学式は、緊張して不安もあったけど一ヶ月が経ち、高校生活にも慣れてきた。友達も出来た。あとは、彼氏を見つけるだけだった。そんなある日、HRの時間に『何の部活に入部するか?』という質問を先生からされた。私は、まだ決めていないと言ってみたが、最初から入る気なんてなかった。クラスのみんなも決めている人は、半数ぐらいだった。それから、「今日から一週間は、部活動見学が出来るので興味のある人は見学に行くといい。」と先生が話して終わった。やっと、今日の授業が終わったと教科書をバッグに入れていると、友達に話しかけられた。「ねぇ ねぇ。優香さ〜、今日ヒマ〜?」と。この子は、中村蘭。私が、高校に入学してから一番最初に出来た友達。きっかけは、『私の一目惚れ?』からかなぁ〜。入学式初日に見て、可愛いというか美人な子だなぁ〜と思って、「この子と友達になりたいなぁ。」と思った。入学式の次の日の初HRで、学校内の施設を見て廻った時に私から話しかけたんだけど、話した内容は忘れちゃった。そんな感じで、今では親友と私は思ってる。「ヒマだけど?」と私は応えた。「やった〜!じゃあ、部活動見に行かない?」と言われ、少し迷ったけど「いいよ。」と笑顔で応えた。
放課後は、どの部も練習をしていた。蘭は、中学ではソフトテニスをしていたので、テニスコートに向かった。向かっている途中は、いろいろな部活の勧誘をされたが、笑顔で丁重に断った。コートに着くと、パコーンという音が響いていた。しばらくコートのフェンスごしに、ボールが飛び交っているコートを見ていた。よく見ると、8コートある内の5コートは、硬式テニス部が使っていた。その中に、一際目立つ男の人がいた。その人は、子供のような無邪気な笑顔を時折見せ、テニスを心から楽しんでいるように見えた。私は、その人から目を離せずにいた。すると、ある女の先輩が話しかけてきた。「テニスに興味ある?」と聞かれ、おもわず「はい!」と応えてしまった。この時、運命の歯車が回り始めた。そして、これが狂い始める時が来るということも知らずに・・・。
そして、私は硬式テニス部に入部した。それから、蘭はソフトテニス部に入部した。

感想

感想はありません。

「 蓮華 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス