まいほーむ 3
「もともと私がなんで怒ったか、ちゃんと解ってる?」
「は?」
突然の問いに一瞬止まる。
「・・・家に女入れたから。」
「もひとつは?」
「もひとつ・・・?」
今度はしばらく考える。
なんだ?女入れたこと以外・・・別に何もしてねぇよな・・・。
まじでわからねぇ。
「・・・・・?」
黙ってる俺をしばらく見つめてたマコが、不意に手をあげた。
俺の眉間に人指し指をあてる。
「アキラなんて嫌い。大っ嫌い。」
嘘だ。マコは嘘をつくとき歯を少しくいしばる。
そして、「大っ嫌い」の後の行動は一つ。
マコは素早く立ち上がり、玄関へ向かった。
「おい。」
「バイバイ。」
そのまま振り向かずに出ていった。
時刻は深夜0:29
この時間ならそう遠くはいかないだろう。
今までも何回か出ていったけど、いつも30分で帰ってくる。
何もなかった様にケロッと笑いながら。
だから今日も別に追わない。
ただ、この真冬にコートも持たずに出ていったことは気にかかる。
まぁでも逆に寒すぎてすぐ帰ってくるだろう。
TVをつけるとちょうどいつも二人で観てる30分のバラエティが始まった。
「は?」
突然の問いに一瞬止まる。
「・・・家に女入れたから。」
「もひとつは?」
「もひとつ・・・?」
今度はしばらく考える。
なんだ?女入れたこと以外・・・別に何もしてねぇよな・・・。
まじでわからねぇ。
「・・・・・?」
黙ってる俺をしばらく見つめてたマコが、不意に手をあげた。
俺の眉間に人指し指をあてる。
「アキラなんて嫌い。大っ嫌い。」
嘘だ。マコは嘘をつくとき歯を少しくいしばる。
そして、「大っ嫌い」の後の行動は一つ。
マコは素早く立ち上がり、玄関へ向かった。
「おい。」
「バイバイ。」
そのまま振り向かずに出ていった。
時刻は深夜0:29
この時間ならそう遠くはいかないだろう。
今までも何回か出ていったけど、いつも30分で帰ってくる。
何もなかった様にケロッと笑いながら。
だから今日も別に追わない。
ただ、この真冬にコートも持たずに出ていったことは気にかかる。
まぁでも逆に寒すぎてすぐ帰ってくるだろう。
TVをつけるとちょうどいつも二人で観てる30分のバラエティが始まった。
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