うそつき(11
シュウジが空になった缶を床に置く。
ベッドから少し体を起こした私と
立ち膝みたいな中途半端な姿勢のシュウジ。
ゆっくりと近付いてくるシュウジにドキドキする。
「…風邪…うつっちゃうよ…」
「いいよ」
触れるだけの軽いキス。
すぐ離れた唇は、一拍置いてまた重なった。
「んっ…」
予想以上の激しさに思わず声を洩らしてしまう。
そしてそのままシュウジは私の上に覆い被さってきた。
「…っはぁ、…シュウ…ジ…?」
やっと解放された口で呼び掛けてみると、向けられた視線には欲情の熱がこもっていた。
「エリカはこんなに簡単に欲しくなるのに…あいつを欲しいと思ったことはないんだ」
そう言うのと同時に、シュウジの手が私の頬を包む。
「やっぱオレ、あいつとは別れるよ。そんで素直な気持ちでお前を抱く」
「シュウジ…」
嬉し涙を流す私をシュウジはずっと抱き締めてくれていた。
ベッドから少し体を起こした私と
立ち膝みたいな中途半端な姿勢のシュウジ。
ゆっくりと近付いてくるシュウジにドキドキする。
「…風邪…うつっちゃうよ…」
「いいよ」
触れるだけの軽いキス。
すぐ離れた唇は、一拍置いてまた重なった。
「んっ…」
予想以上の激しさに思わず声を洩らしてしまう。
そしてそのままシュウジは私の上に覆い被さってきた。
「…っはぁ、…シュウ…ジ…?」
やっと解放された口で呼び掛けてみると、向けられた視線には欲情の熱がこもっていた。
「エリカはこんなに簡単に欲しくなるのに…あいつを欲しいと思ったことはないんだ」
そう言うのと同時に、シュウジの手が私の頬を包む。
「やっぱオレ、あいつとは別れるよ。そんで素直な気持ちでお前を抱く」
「シュウジ…」
嬉し涙を流す私をシュウジはずっと抱き締めてくれていた。
感想
- 5329: あなたの実体験ですか?私はこの文章と同じ体験をしたことがあるので思い出しました!もしよかったら私は実話でエッセイのところに[オレタ翼]で載せてあるので読んでみてくだぃ! [2011-01-16]
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