光マツリ
オッサンは何の事だか、さっぱり分からない。幼い頃からツキを育ててきて、ツキの事は自分が一番よく知っていると思っていたのに、『ツキの秘めた力は光マツリだ』と告げられ、混乱していた。一方、廊下で盗み聞きをしているツキとチィは、少し怯えていた。長い沈黙から先に聞こえてきたのはどっちの声かもわからないような、ひそひそ声。そしてまた沈黙。それの繰り返し。ツキは今までにないっていうほど祈り続けた。
『きっとこの男はオレの力が目当てなんだ…でなきゃ、こんなちびでまだガキのオレを引き取りたいなんて思うはずねぇもん…!!』
チィは何も言わなかった。
オッサンと男の間に重い空気が流れているのがわかる。そしてオッサンが出した結果は
『わかりました…』
だった。
『きっとこの男はオレの力が目当てなんだ…でなきゃ、こんなちびでまだガキのオレを引き取りたいなんて思うはずねぇもん…!!』
チィは何も言わなかった。
オッサンと男の間に重い空気が流れているのがわかる。そしてオッサンが出した結果は
『わかりました…』
だった。
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