携帯小説!(PC版)

トップページ >> 管理人用 >> LIFE番外編〜神様はきっとみてるよ〜

LIFE番外編〜神様はきっとみてるよ〜

[5710]  ユキ  2006-11-11投稿
なぁ、沙羅…今何してる?俺はただ逃げ回ってるよ。
※これは『LIFE』の番外編です。まだ読んでない方は前作『LIFE』からどうぞ。
中2の夏に、俺の大切な人がレイプされた。俺は彼女と中2の終わりに付き合ったけど、サッカー留学が理由で破局。帰国して再会した時には彼氏がいた。でも幸せそうで良かった。けど沙羅をレイプした奴が沙羅にしつこく付きまとっている姿を見て、許せなくなって…奴を脅して、あの事件の時の仲間を聞き出し、頭をコンクリートに叩き付けて殺した。それから沙羅を俺のベットで寝かし、ほかの2人も殺した。
腹へった。ずっと食べてない。いっそ自殺しようか…けど沙羅が悲しむ。自主しようか…動機を聞かれたら困る。沙羅を守る為、逃げ回っているのが1番だった。そんな時、俺は堕天使に出会った。彼女は俺に近付き問い掛ける『ねぇ、何考えてるの?』キレイな顔立ちの女『大切な人の事考えてる』彼女は笑顔で『ずっと想ってもらえて、その人幸せだね。あげるクッキーなんだけど。食べて』それから彼女は3ヵ月間毎日来た。名前は森下渚…『隼人、今日はねケーキ作ってきたよん』渚といると癒された。見た目程お上品じゃないし、天使と言うより堕天使って感じだけど、誰よりも優しさがある。『私ね、隼人君が好き…』突然の告白に俺は驚いた。『何言ってんだよ。俺ホームレスだし、渚に言えない事もいっぱいあるし、俺が好きなのは世界で1人しかいないから。ごめん。もうここには来ないで。今までありがとう』渚は泣きながら『もう来ない』と言って帰って行った。
その晩寝ていると、『やべぇ、逃げろ』男数人の声が聞こえて、見に行くと女の子が横たわっていた。『渚!?おい、どうした』俺は必死で彼女の体を揺すった。『隼人君、私ね、ずっと同級生の男子達に乱暴されてたの。はぁ…でも最近は隼人君に出会えたから幸せだったよ。』『俺は渚が思ってるような奴じゃない。俺は…人を殺したんだ…許せなかった。沙羅を傷付けたアイツらが…』涙が次々と溢れた。『その子の事本当に好きだったんだね。ねぇやっぱり隼人君は優しいよ。大好きだよ。ねぇ…神様はきっと見てるよ』そう言って渚は息を引き取り、俺は警察に捕まった。渚…俺は君に少しずつ魅かれていたのかも知れない。君は堕天使じゃない…天使…『神様はきっとみてるよ』その言葉があるから今生きてる…

感想

感想はありません。

「 ユキ 」の携帯小説

管理人用の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス