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不思議であること?

[372]  χ  2006-11-11投稿
有馬騎人の反応は冷たかった。
「先生はナイフの持ち込みを許したということですか?」
「そうじゃないよ。林がしたことは悪い。」
「なら、俺を責める理由無いじゃないですか。」
「別に責めてないよ。
有馬…
君は頭がいい。賢いし冷静なはずだよ。だから、有馬は林と自分を同じ次元だと考えないことだ。」
有馬は、教師にむしろ同情した。特に問題児の集まりであるクラスだけに、教師自身がくたびれている。
林も学習面では学年で5本の指に入る。「同じ次元だと考えるな」と言われると、僅差だった自分と林だが、優越感がもてた。

その頃、林はコンビニにきていた。裏には、ガラのよろしくない連中が地べたに数人座り込んでいた。林がその輪に向かう。
「林じゃん。おめぇ、シケたツラして…な〜にほっつき歩いてんだぁ?」
と『学校行く気サラサラありません』的な感じのオレンジ色の目立つジャンパーを着たヤツが言った。
「あんたにシケたツラとか言われたくないわ。」と林がボソッと言った。
オレンジジャンパーが
「聞こえてんぞ」
と返す。こいつは隣の中学に通っている(はずの)柿崎。二年。軽い長髪で、見るからに無気力。
柿崎の隣で学生服でタバコを吸ってるヤツは柿崎と同じ学校でトップと言われてる不良、三年の灰庭龍騎。図体は割と普通だが、髪型は抑え目のV系のようで、色は黒に銀メッシュ。耳はピアスだらけだ。

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