携帯小説!(PC版)

トップページ >> ホラー >> 部屋‐3

部屋‐3

[560]  人狼  2006-11-11投稿
「はぁ・・はぁ・・はぁ・・」息が乱れる。
「あれから、30分いや40分はたったかな?」 俺は動けない、さっきから足下に何かいる。わからないが確かに何かいる。指先から体全域に伝わるこの感覚何なのだろうか。意識だけの状態をこのまま続けてしまうのだろうか‐
「冗談じゃない・・でもどうしようもないどうしたらいいのだろうか!」刻々と時間が過ぎていく、[カチ・・カチ・・カチ・・]時計が時を刻んでいる。うるさく耳障りの一つだ、次第に音が大きくなる。

「なんだ・・えっまじかよ・・・」足下にいた何か重いものが、太股から、腹へ・・そして・・ [グググッッ・・・]
「苦しい...息苦しい...首がぁぁ..」胸元まで来た何かは、無防備な俺の胸元、体全体にずうずうしく乗り、首を絞め始めた。
「何なのこれ・・うっっ・・苦しい・・」 必死な俺は、抵抗しようと試みたが、何もできず無防備のままで、苦しくなるばかりでできやしない、 [グググッッ・・・]どんどん勢いが増し首を絞め始める。

「ダメだぁぁ・・もう・・もたない・・」
その時、[バタン!!]
「親父・・お袋・・助けてくれ・・」必死に抵抗する。下の階段から、誰か上がってきている。

「誰もいないのぉ〜?あの子上かしら、全く・・」

「あの声・・お袋・・」
「ヤバい・・意識が遠のきそうだ・・」[ギイッ・・ギィッ・・]床が軋む‐
[ギィッ・・ギィッ・・]俺の部屋の前に止まり。
「ねぇ・・居るんでしょ?ねぇーてば?」ロックをしながら話しかける母親。
「声が・・出ない・・もう」 フッと目を微かに開ける。怖さより苦痛が凌駕する。

[ガチャッ・・ギィッ―‐ツ・・」
母親は部屋のドワを開ける。

「何?寝てんのなら少しは起き・な!?」
母は、俺の異変に、きずく―

感想

  • 5933: ×きずく→○きづくですよ。。。 [2011-01-16]

「 人狼 」の携帯小説

ホラーの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス