大切な想い
「そこまでだ!」 ミシアは冷や汗を流した。「成る程。キサマだったか。そうだよな。あれほどの威圧をもつ者などこの日本にいるわけがない。・・・・ラーファ」 ミシアはゆっくり振りかえった。 「久しぶりだな。ミシア 三年前の抗争いらいか? あの時はお世話になったよ。それに見事な日本語じゃないか」 「よくそんな事が言えるな。お世話になったのはこっちじゃないか。 あの抗争で、キサマは 悪魔(デーモン)だの、 吸血鬼(ヴァンピーア) なんて異名をとったじゃないか」 「そうだったな。そんな事もあったな」 ラーファはしれっと答えた。 「まぁ、そんな昔話はどうでもいい。そんな事より何故キサマがここにいる。何故邪魔をする」 ミシアはラーファに問い掛けた。さっきまでと違いラーファを相手にする 彼女はとても動揺している。 「私もアンタ達と一緒。 上からの命でね。 最もこっちはあの二人を守れだけどね」 ラーファは動揺している彼女を無視して普通に 答えている。 「どうゆうことだ!私達の組織以外あの二人を狙っているのとこがあるのか?」 「知らないね。二人駄目だったらトモアキ=イズミだけでも確保、としか聞かされてないし。 彼の力は膨大なモノらしいけどね」 ラーファは笑った。ミシアの予想外の態度がおかしかったのだ。 「力の事まで知っているのか。もはやキサマは生かしては帰せんな」 ミシアは智明を下ろして 構えを取った。 「オイオイ。こんなとこでやる気か?力の事だって裏からちょっと侵入すればすぐ解る事だぞ」 「問答無用!!」 ミシアは飛び掛かった。
感想
感想はありません。
「 カズ 」の携帯小説
- 【携帯版】多賀城[たがのき]の携帯サイトが完成しました。
- PC用小説サイト新設のお知らせ
- 「携帯小説!」がスマートフォンに対応しました
- 【状況報告】03/18の管理人現況
- 【ネット復活】更新再開
- 管理人です。
- サイトの新デザインを作ってみました。