ONE LOVE COFFEE物語(前編)
俺、タカアキ。25歳、自他共に認めるナンパ師。
しかし、気付いてしまった。ナンパ師には必要なかったモノ・・・
恋だ!それも純愛。
しかも相手は幼なじみのユキ、俺のナンパ街道をどうだとばかりに報告しまくってきた相手。
どうする、でも気付いてしまったものは気付いてしまったのだ。最近では「わたし恋をしている〜悲しいぐらい〜♪」などと福山雅治のスコールなんぞをモノマネ調で歌ってたりする。やばい、人生にこんな試練が来るなんて思っていなかった・・・。
そんな気持ちに気付いてからというもの、どうにも調子が狂う。長年いろんな事を話してきたユキとまともに会話ができない。もちろんナンパなどに時間を使ってる暇はない。更に、今までのナンパテクが通用しない相手にどう接したらいいかわからず、引きこもり状態だ。
そんな引きこもりを心配してかどうかわからんが、同じく幼なじみのナンパ仲間のユウジがウチに来た。そして南の島のお土産だと置いていった「ONE LOVE COFFEE」・・・去り際に「これからのナンパに活かしてくれ」とほざいていた・・・
説明書が添付されている。なになに・・・2人分のコーヒーで、中にハートが入ってる?、そんで、ラベルに印刷されている「LOVE STORY MAY BEGIN・・・」が2人の会話を盛り上げますだとーー!こんなんで上手くいくわけねぇーじゃねぇーか、そんなうまい話あるか!と机に置いたまま2週間が過ぎた。
(後編へ続く・・・)
しかし、気付いてしまった。ナンパ師には必要なかったモノ・・・
恋だ!それも純愛。
しかも相手は幼なじみのユキ、俺のナンパ街道をどうだとばかりに報告しまくってきた相手。
どうする、でも気付いてしまったものは気付いてしまったのだ。最近では「わたし恋をしている〜悲しいぐらい〜♪」などと福山雅治のスコールなんぞをモノマネ調で歌ってたりする。やばい、人生にこんな試練が来るなんて思っていなかった・・・。
そんな気持ちに気付いてからというもの、どうにも調子が狂う。長年いろんな事を話してきたユキとまともに会話ができない。もちろんナンパなどに時間を使ってる暇はない。更に、今までのナンパテクが通用しない相手にどう接したらいいかわからず、引きこもり状態だ。
そんな引きこもりを心配してかどうかわからんが、同じく幼なじみのナンパ仲間のユウジがウチに来た。そして南の島のお土産だと置いていった「ONE LOVE COFFEE」・・・去り際に「これからのナンパに活かしてくれ」とほざいていた・・・
説明書が添付されている。なになに・・・2人分のコーヒーで、中にハートが入ってる?、そんで、ラベルに印刷されている「LOVE STORY MAY BEGIN・・・」が2人の会話を盛り上げますだとーー!こんなんで上手くいくわけねぇーじゃねぇーか、そんなうまい話あるか!と机に置いたまま2週間が過ぎた。
(後編へ続く・・・)
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