携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> うそつき(13

うそつき(13

[575]  ちぃ  2006-11-13投稿
キッチンで麦茶を入れて、シュウジの待つ自分の部屋へ戻ると、シュウジはベッドの下にちょこんと座っていた。

「はい。麦茶だけど」

「ああ、サンキュ」

グビっと一口飲んで訪れる沈黙。

き、気まずい……。

どうしよう、聞きたいことはいっぱいあるけど、何て切り出せばいいのか…。

そんなことをグルグル考えていると、シュウジが沈黙を破った。

「…あいつと別れてきた」

…へ?

「今日朝イチであいつと会って言ってきた。『オレには他に本気で好きな女がいるんだ』って」

…それで学校来なかったの?

「だから…オレ今フリーだけど……どうする?」

「ど、どうするって…」

何て答えればいいの?
驚きと嬉しさでパニクってて頭が上手く回転しない。

「都合よすぎるかもしんねぇけど…」

ふ、と真剣なまなざしのシュウジと視線が交わった。

「エリカ…オレのもんになってくれる…?」


感想

感想はありません。

「 ちぃ 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス