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宛てのない旅…。

[429]  2006-11-15投稿
オレ達の出会いは…そぅ、中学生の時だった…。
出会いのきっかけはいつものようにオレが学校をサボり家で寝ていると突然窓をドンドンと叩くような音がした…オレは「うるせ〜な…誰だ?」と思い窓を開けた。窓を開けるとよく家に来るダチのOとあまり話した事のなぃSとTがいた!オレわ寝起きでボケ〜ッとしながら「何か用か?」と聞いた。するとダチのOが「逃げ出してきた…」と答え、そしてオレは「なんで?」と聞いた。Oが理由を話始めた。どうやら警察に追われているらしい!とにかくオレOと親しかったので逃げる事に協力する事にした…親の金をパクりできるだけの金を準備した。そしてダチのAに連絡し協力してもらう事にした。同時にOも、事件に関係しているGに電話して警察に追われている事を伝えた…そしてもちろんの事Gも逃げる事になり、6人の宛てのない旅が始まった…。これが今までいろんな事情があり、人を信用出来なかったヤンチャ坊主達の出会いだった。

出発して、人が少ない山の方へと向かった…皆でいろんな話をしながら向かった!自由になった開放感と友達とのこれからの生活。うんざりきてた口先だけの大人からの支配…。すべてが楽しい方向へ向かうと思っていた…しかし現実わそう甘くはなかった…。寝る場所もなく、寒い中でずっと野宿していた。辛かったが、それでもメチャクチャ楽しかった。日がたつにつれてオレ達はいつの間にか気を許せ合うようになり何でも話し合えるようになっていた!今まで人を信じれなかったオレが嘘みたいに心から楽しんでいた!毎日こんな馬鹿みたいに騒いで楽しい夜を過ごしていた…だが、夢のような時間はそう長くは続かなかった…。あくまでもオレ達は警察、学校、親、さらに隣の県の警察にも追われていた…コンビニに行くにも何処へ行くにも最善の注意を払って行動しなくてはいけなくなった…そのせいで全員が体力の限界にきていた。このままだと捕まる前にくたばるのがおちだと思い知り合いの家でかくまってもらう事にした。しばらくすると全員疲れもとれ、また皆で馬鹿みたいに騒いで最高の逃亡生活を楽しんでいた!!それから一週間が過ぎた頃の朝だった…。

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