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部屋‐6

[604]  人狼  2006-11-15投稿
俺は、ドワの取手に手を付け回した。手を放すと勝手にドワが開く‐[ギィッ―ッ] ドワの横の電気を付ける。[カチッ]周りが明るくなった。 「フゥーツ]深い溜め息をする俺。

その時、体内に広がるとてつもなく大きな違和感を感じた。部屋を見渡すが、何もいない、少し安心した。俺はお守りに手を付けた。
「あれっ・・?」お守りはヒモの部分だけになっていた。
(落した覚えはない一態どうしたんだろうか?)

下を見渡すが何もない。 「ヤバくねっ・・」顔が青くなる俺。
(いや!まだもう一つある!!) 御札をポケットから取りだし、部屋の一番上の棚に見えるように置く。[ゾクッ]また肩に歪な違和感を感じた。
「クソッ・・またかよ・・]後ろを振り向うとするが、体が動かない、力事態が全然入らない。
「ヤバい・・」
「いる・・なっ・・何かが此所にいる」「どうするよ?俺」
髪の毛根やら体中の毛穴が、緊張その他諸々で夥しい汗が垂れて落ちる。

[ゾクゾクゾクッ ]
俺はまたさっきの違和感を感じた。
「かえして・・・」また女性の声が耳に響き渡る。
俺はまた硬直した (まただ・・今俺の真後ろにいる・・)
「あれっ・・??」 また俺は体の自由を奪われそうになる。必死に抵抗する
「・・・クソッ ・]
[ズキン・・・]頭に弾くような女性の霊の声がする。

「うっ・痛っ・・」
「かえしてよ・・」
「ア・ンタ・・の・せい・よ・・」 女に何が起こったのか分からなかった。それに聞き覚えのない言動に戸惑う俺。
「意味わかんねぇんだよ・・」

「かえしてよ・・」
頭を押さえ必死に後ろを振り替えろうとするが、体が言う事を聞かない。

同じ言葉を連発する女性の霊の声。

(どうなる)
目を静かに閉じる。想像の世界は神社で御札とお守りを買って車で帰る時である。
鮮明に写る神主さんの神妙な顔つき、(あっ・あの時の) 俺はあの神社での神主の歪で、神妙な顔を思いだした。

(まっまさかあの神主さん俺がこうなること・・分かっていたんじゃ...」
「糞ぉぉ何で言わなかったんだよ...」
「かえしてよ・・」
俺は、[フッと]我にかえる。

「フッ・・ふっざけ・・んな・よ・ 」
俺は、微妙にしか力が入らない手を握り絞めた。

感想

  • 5934: 「ドワ」・・・直す気なし!!? [2011-01-16]

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