消せない記憶
好きな女性がいるんだ。ある事情から彼女とはもう会わないと決めた。彼女に別れを言いたいけど、それを言った時、彼女にもう会えなくなるかもしれないという気持ちがそれを躊躇させる。会えなくなるのが怖くて会えない。そんな状態がずっと続いている。彼女のことを思うと、これまでの彼女との思い出が思いおこされる。その記憶はずっとこれから残り続けると思う。何故こんなに迷い続けてしまうんだろう。理由はわかっているんだ。彼女が嫌いになったから別れようとしているのではなく、彼女が好きなまま別れようとしているのだから。さっき彼女の写真を見た。しばらくずっと会っていない筈なんだけど、彼女と一緒にいた時間が昨日のことのように思い出される。本当に彼女が好きなんだという気持ちを認識させられる。でもごめん。もう会えないよ。君の事情は知ってる。でもやっぱり僕は、僕の事情で君に会ってはいけないんだ。こんな僕を君は恨むかな?君に嫌われるのは嫌、でも僕がこんなこと言えた義理じゃないね。僕はもう君に会わないけど、君の幸せをずっと祈っているよ。僕のことが嫌いになっても、君だけはずっと幸せでいて。僕は君とは会わなくても、君との思い出はずっと綺麗なまま、僕の心にしまっておくよ。君を幸せにしてくれる僕なんかよりもずっと素敵な人と出会って、絶対幸せに生きてね。Nちゃん。
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