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ディフェンド? ”大丈夫” 64

[342]  2006-11-16投稿
 「龍華さん!」
 龍華がドアを開けると、そこには啓吾と怜がいた。
 「2人とも大じょ・・・」
 「龍華!」
 龍華は膝を地面についた。秀たちと戦ったときの傷が痛んだようだ。すると、藻は龍華のブレスレットのボタンを押した。
 「何するんだ藻!」
 龍華は藻を睨んだ。藻は自分のブレスレットのボタンも押した。 
 「龍華、そんな状態でキミを戦わせるわけにはいかない」
 「俺は戦える!」
 「龍華・・・」
 啓吾は小さい声で言った。
 「俺達に任せてくれよ」
 「でも!」
 「大丈夫です」
 2人の言葉を聞いて、龍華はフッと笑って言った。
 「勝たねぇとしょちしねぇぞ」
 「分かってるよ」
 「頼んだよ。2人とも」
 「はい」
 怜が笑顔でそぅ答えたとき、龍華と藻は消えていった。そして、啓吾と怜は後ろを向いた。そのずっと先には晶がいる別荘がある。2人は、別荘を睨んで走り出した。

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