運命3[さだめ]
悶々としたまま2週間の入院生活が過ぎていった。
もはや、病院に対する不信感が消えるわけがなかった。その上、その不信感を、やわらげるような説明もないままで…また事件は起きた。
まだ動くことの出来ない私は、入浴も看護婦に手伝ってもらうしかない状態で、お風呂場に連れていってもらった。
『終わったら呼んでね』
そう言い残しドアを閉めた。私は入浴を済ましナースコールを鳴らし、待った。……が、こない。何分くらいだろうか…身体が冷えきった時、ようやくドアが開いた。
『早く呼べば良かったのに!!』
愕然とした…
《動きのとれない患者を風呂場に送るということは迎えにくるって事と違うのか?》
もう、怒りを通り超し呆れ返ってしまい何も言う気がしなかった…
その後も看護婦の失態は日に日に見えてきた。
数日後のある日、一人の看護婦が怖い顔をしてベッドに近寄り、
『何でリハビリいってないの?!サボったら良くならんよ!!』
ビックリした。先生は看護婦のミスと言い、当の本人達は何も分かってない。しかも、1番、傷ついている患者に言うのだから…
『あの、、先生が看護婦のミスで、違う箇所の骨が折れたと言ってたんだけど…申し送りは出来てるんですか??』
そう言うと、ムッとした顔で
『先生が言ったの?!』
と、言い放ち出ていった。その後も何人かの看護婦が出入りした。同じことを言う看護婦に、繰り返し繰り返し説明することになった。リハビリしたくても出来ない苛立ちと、看護婦のミスとまで、言いきった先生が何一つ説明してない現状…
《こんな、ずぼらな体制でいいのだろうか?》
不安に押し潰されそうだった。これから先のこと…責任転換をする病院のスタッフ……
有名な病院ということで疑うことなく、何一つとしてこの病院の実態を知ることなく、手術を決めたことを後悔した……
しかし、もう、手遅れだということも感じていた……
もはや、病院に対する不信感が消えるわけがなかった。その上、その不信感を、やわらげるような説明もないままで…また事件は起きた。
まだ動くことの出来ない私は、入浴も看護婦に手伝ってもらうしかない状態で、お風呂場に連れていってもらった。
『終わったら呼んでね』
そう言い残しドアを閉めた。私は入浴を済ましナースコールを鳴らし、待った。……が、こない。何分くらいだろうか…身体が冷えきった時、ようやくドアが開いた。
『早く呼べば良かったのに!!』
愕然とした…
《動きのとれない患者を風呂場に送るということは迎えにくるって事と違うのか?》
もう、怒りを通り超し呆れ返ってしまい何も言う気がしなかった…
その後も看護婦の失態は日に日に見えてきた。
数日後のある日、一人の看護婦が怖い顔をしてベッドに近寄り、
『何でリハビリいってないの?!サボったら良くならんよ!!』
ビックリした。先生は看護婦のミスと言い、当の本人達は何も分かってない。しかも、1番、傷ついている患者に言うのだから…
『あの、、先生が看護婦のミスで、違う箇所の骨が折れたと言ってたんだけど…申し送りは出来てるんですか??』
そう言うと、ムッとした顔で
『先生が言ったの?!』
と、言い放ち出ていった。その後も何人かの看護婦が出入りした。同じことを言う看護婦に、繰り返し繰り返し説明することになった。リハビリしたくても出来ない苛立ちと、看護婦のミスとまで、言いきった先生が何一つ説明してない現状…
《こんな、ずぼらな体制でいいのだろうか?》
不安に押し潰されそうだった。これから先のこと…責任転換をする病院のスタッフ……
有名な病院ということで疑うことなく、何一つとしてこの病院の実態を知ることなく、手術を決めたことを後悔した……
しかし、もう、手遅れだということも感じていた……
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