蝶の舞 ・2・
「おい、聞いたかよ。蝶嘩の奴また、学校に行きたいって言ったらしいぞ。よくやるよな」「えー、又蝶嘩そんなこと言ったの。どうせ、一週間で辞めるのに」「そうだよな、長老様も大変だよ。あっ、おい蝶嘩が来たぞ」「はぁー、何で長老様が私の話知ってるのかな?!」「おい、蝶嘩!また長老様に学校に行きたいって言ったらしいな。長老様が大変だろ」「隼人!違うもん、私はただ執事の人達に学校行きたいなーって言っただけだもん」「馬鹿かお前は、執事の奴らに言ったら長老様に伝えてくださいって言ってるようなものだぞ」「そうよ、蝶嘩!私もそう思うわ」「舞矢ちゃんまで・・・」「蝶嘩、毎回言ってるから聞き飽きたと思いますけど、人間達は私たちの事化け物と言ってますのよ」「舞矢ちゃん、そうだけど・・・私はいつか人間と友達になれると思うの!!」「はっ、人間と友達に!!ますますお前はばかだな」「ちょっと、隼人今さっきから馬鹿馬鹿言ってる」「えっそうか、そんなに言ってないぞ俺」トントン「んっ、誰だ!げっ執事じゃないか」「話の途中で悪いけど蝶嘩、長老様がお呼びだぞ」「えっあっはい」
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