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Oracle:15-7:デクロス入国

[460]  ガレック  2006-11-20投稿
第6ディメット暦187年14月03日
〜均衡を保つ街 サリュトス〜

「清浄なる水よ、穢れを払え!ウェーブ!!」

「!!



ぬおぉぉぉぉ!」

バランスを崩した状態から立ち直れず、アストンはウェーブの餌食となった。

「やったのか?」

4人は壁にぶつかったアストンに恐る恐る近付こうとした。








『ズドォォォォン』


巨大な岩が空から降り、一瞬4人の動きを止める。

「悪いけど、アストンは引き取らせてもらうよ。」

そこに現れたのは…………












「が、ガキィ〜〜!?」




10歳前後の少年だった。

「ガキとは失礼だねぇ、リオン・ライオット君?」

「どうして……………俺の名前を…………!」

「キミが殺したゲールって男はボクの部下なんだよ。」

「な………誰だ?そいつ。」

「キミはOracle第00話『幕開けの剣戟』を見るべきだね。」

「はぁ……………」

「ねぇ、禅煌。私達も見るべきかな?」

「………………………」

「禅煌?」

「ハッ!!あ、あぁするべきでござろうな。」

「完全に上の空やったね、禅煌さん。」

「コホン、とにかく、アストンは………」

「待った!!」

「異議あり!!」

「なんでそうなるねん………」

「えーと、今さっきお前『ゲールは自分の部下だ』って言った………よな。」

「それがどうかしたかい?」

「って事は、お前はXerox………!!」

「ハハハ、何を今更、そう、ボクはXerox剣士団四天王『夜叉王 オーレン・シュバイツァー』だよ。」

「四天王……!」

「夜叉王……!」


「今回はアストンの回収が目的だからね。
 悪いけど、アストンは連れていくよ。」

「あ、待て!!」

「邪なる雷よ、我に仇なす者を討て!!
ダークネス・サンダー!!」

「!!、皆離れろ!!」

『ズガァァァン』

「あ、危なかったー。ってあいつは!?」

「もう逃げたようでござる。」

「………そうか、禅煌、四天王だったって話、聞かせてくれるか?」

「………………承知いたした。
デクロスに入国したらお話しいたす。」











第15-7話『デクロス入国』完

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