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近辺警護?

[622]  森田  2006-11-21投稿
之秀『サて…』


ここまでしてしまったんだ…俺はただじゃあ済まないだろう。


ここからが正念場だ。

ヒヒヒッ…あのクソ娘…。




数分後


叶呼『野中!どこにいるの!』


憎き叶呼お嬢がやってきた。


あの貴博つったか、アイツのケータイから呼び出したのだ。


俺は叶呼の前に躍り出る。


之秀『ヨォ!久しぶりだな!キヒャヒャハハハ!』


叶呼が唇をぎゅっと噛んだ。


叶呼『誰よあんた。あんたみたいな知り合い、知らないよ』


之秀『へぇ、オレハオマえのツラヲ忘れることが出来なくなっタンだけどな』


俺を憎しみに満ちた目で睨み付ける。


叶呼『あんたしつこい』


本性だし始めやがったな腐れメ狐が。


之秀『そのとおりサ、ヒーヒャハハハハ!』

俺はポケットから博一を解体したナイフを取り出す。


叶呼『またそれで私を切り刻む?』


之秀『切り刻むほドきっチャいネぇダろ?テメェこのナイフノことは覚エてルミタイダナ』


叶呼『当たり前でしょ?』


叶呼『すごく痛かったんだから!!!!』


叶呼が身構える。


叶呼『ホントウザい…死ねば?』


叶呼の声のトーンが下がった。


絶対に逃がさねぇ。


今度こそ殺してやる!


之秀『テメェを殺しタラナ!!』

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