光マツリ
森に入って、30分。森はすっごく広いと聞いていたけど、足元にあるはずの小道がいつの間にかなくなっていた。どうやら小道から逸れて迷ったみたいだった。
『なんかこの森暗くて不気味なんだけど…』チィがツキの服を掴んで小さな声で言った。まだ明るいはずなのに真っ暗な森はシゲにとっても怖かった。
『しかもオレ達迷子だし…最悪だ〜』
その時、背後から「ほーぅ」と、ケモノの声がした。案の定、怖がりな二人は絶叫して、猛スピードで逃げていってしまった。
『きゃあ』
チィがコケて、
『あーっ』ツキもチィにぶつかってコケた。『あいてーごめんチィ』
ツキは立ち上がって、土と、何やら奇妙なカタチの葉っぱをはらった。
『チィ?何黙ってんの。怖いから喋ってよ』
ツキはチィの肩を揺さぶろうとしたら、チィが突然なにか言った。
『きれい…………』
よく聞こえなかったけど、何が綺麗なのかさっぱりわからなかった。
『見て、ツキ。』
見て と言われ、ツキは屈んでチィの指差す方向を見た。そこには、
『わぁあ花畑だ……!!』
ツキもチィも一目散に駆け出して、花畑に入って行った。シゲもついてくる。
そして二人はあることに気付いた。この花畑がこんなに綺麗なのは、なんと花自体が光を発していたのだった。そして、森がこんなに暗いのは、木々が茂って、日光を防いでしまっていたからだった。
トサッ
なにか音がした。その方向を見るとチィが倒れていた。というより、眠っていた。気がつけば、シゲも眠っているみたいだった。
『どうしたんだいきなり…』
そう思っていると、目の前の光景が霞んできた。そしてあっという間に、ツキも深い眠りに入ってしまった。
『なんかこの森暗くて不気味なんだけど…』チィがツキの服を掴んで小さな声で言った。まだ明るいはずなのに真っ暗な森はシゲにとっても怖かった。
『しかもオレ達迷子だし…最悪だ〜』
その時、背後から「ほーぅ」と、ケモノの声がした。案の定、怖がりな二人は絶叫して、猛スピードで逃げていってしまった。
『きゃあ』
チィがコケて、
『あーっ』ツキもチィにぶつかってコケた。『あいてーごめんチィ』
ツキは立ち上がって、土と、何やら奇妙なカタチの葉っぱをはらった。
『チィ?何黙ってんの。怖いから喋ってよ』
ツキはチィの肩を揺さぶろうとしたら、チィが突然なにか言った。
『きれい…………』
よく聞こえなかったけど、何が綺麗なのかさっぱりわからなかった。
『見て、ツキ。』
見て と言われ、ツキは屈んでチィの指差す方向を見た。そこには、
『わぁあ花畑だ……!!』
ツキもチィも一目散に駆け出して、花畑に入って行った。シゲもついてくる。
そして二人はあることに気付いた。この花畑がこんなに綺麗なのは、なんと花自体が光を発していたのだった。そして、森がこんなに暗いのは、木々が茂って、日光を防いでしまっていたからだった。
トサッ
なにか音がした。その方向を見るとチィが倒れていた。というより、眠っていた。気がつけば、シゲも眠っているみたいだった。
『どうしたんだいきなり…』
そう思っていると、目の前の光景が霞んできた。そしてあっという間に、ツキも深い眠りに入ってしまった。
感想
感想はありません。
「 かぁ 」の携帯小説
- 【携帯版】多賀城[たがのき]の携帯サイトが完成しました。
- PC用小説サイト新設のお知らせ
- 「携帯小説!」がスマートフォンに対応しました
- 【状況報告】03/18の管理人現況
- 【ネット復活】更新再開
- 管理人です。
- サイトの新デザインを作ってみました。