天使の架け橋 二
―昨夜未明、青葉高校で2年A組の斎藤一樹が屋上から飛び降り、病院へ搬送されたが間もなく死亡が確認された。遺書などは無く、事件・自殺の両面で警察が捜査を進めている。―\r
お陰で今日は学校は臨時休校になった。新聞にも斎藤の記事を見つけて彼が本当に死んだことを痛感させられた。
「昨日あんなに笑ってたじゃん…何考えてんだか…」
私はそのまま自室のベッドでふて寝した。
その時、部屋のドアが小さくノックされる
「柚木、明日どうするの?ちゃんと行かなきゃ…」
母が心配そうに声をかけてきた。
どうやら明日斎藤の事で学年集会が行われるらしい。
「明日?行けるわけないじゃん。今でも奇妙悪くて部屋から出たくないのに」
「…そう…。」
私はそのまま布団にもぐった。
―私には一つ特殊なものを持っている。それが‘霊感’。
外に一つ死体が転がっていたならば、質の悪い霊魂が湧いて集まってきてしまう。
その声・姿すべてが私の身体に感じ取ってしまうからこんな辛いことはない。
お陰で部屋はいつもカーテンで閉めきり、外へも学校行く事以外出掛ける事はない。
小学生の頃なんかは登校拒否もよくやっていた。
そういえば友達この頃からいなかったなぁ…なんて考えながら
うるさく聴こえる霊の叫びに耳を塞ぎながらもう一度眠りについた。
―続く―
お陰で今日は学校は臨時休校になった。新聞にも斎藤の記事を見つけて彼が本当に死んだことを痛感させられた。
「昨日あんなに笑ってたじゃん…何考えてんだか…」
私はそのまま自室のベッドでふて寝した。
その時、部屋のドアが小さくノックされる
「柚木、明日どうするの?ちゃんと行かなきゃ…」
母が心配そうに声をかけてきた。
どうやら明日斎藤の事で学年集会が行われるらしい。
「明日?行けるわけないじゃん。今でも奇妙悪くて部屋から出たくないのに」
「…そう…。」
私はそのまま布団にもぐった。
―私には一つ特殊なものを持っている。それが‘霊感’。
外に一つ死体が転がっていたならば、質の悪い霊魂が湧いて集まってきてしまう。
その声・姿すべてが私の身体に感じ取ってしまうからこんな辛いことはない。
お陰で部屋はいつもカーテンで閉めきり、外へも学校行く事以外出掛ける事はない。
小学生の頃なんかは登校拒否もよくやっていた。
そういえば友達この頃からいなかったなぁ…なんて考えながら
うるさく聴こえる霊の叫びに耳を塞ぎながらもう一度眠りについた。
―続く―
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