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一緒にいよう◇2話◆

[330]  まのり  2006-11-24投稿
◇2話◆
決意を決めたまのりは走って家に帰ってきた。部屋に入ったとたんに携帯を手に取った。
『ゴメンね。あたしのためだと思って言った事だったんだね。あたしだけが辛いんだと思ってた。でもともあきも辛い思いしてたんだよね。あたしはともあきに支えられてた。なのにあたしはともあきを支えられてあげられなかった。あたしね。まだともあきの事好きなんだ。今度はあたしがともあきの事支えたい。ともあきのそばにいたい。』私は精一杯の気持ちをメ-ルで伝えた。ともあきから1時間後に返事が来た。
『俺もまだまのりのこと好きだよ。あの時は辛い思いさせるぐらいならって思ったからひどいこと言った。でもその後すげえ後悔して。まのりは支えてあげられなかったって言ってるけど俺はまのりにすげえ支えられたと思ってる。やり直そう。2人で支えあおう。』ともあきの返事に私は嬉し泣きが止まらなかった。それから1週間。ともあきが部活を引退したから前より一緒に帰れる回数が多くなった。いろんな話をしてそれでも話足りないときは公園でたくさん話た。
ある日高校の話になった。私はともあきに気になってた事を聞いてみた。
『ともあき。千葉の高校行くんだよね。』
『うん。』
『あたし達どうするの?』
『あのさ。俺千葉の高校でサッカ-頑張りたいんだ。でもまのりと別れることも考えられないんだ。一緒に来ることはさすがに無理だよな。でも別れるとは言わないでくれ。』私はこんなに素直なともあきを初めて見た。すごく嬉しかった。
『あたしもともあきと別れるとか考えられないよ。千葉に行くことは無理だけど。でも離れても別れたくないよ。』するとともあきが真剣な目をしてこっちを見た。
『まのり好きだよ。辛いかもしれない。なかなか会えないかもしれない。でも心はずっと一緒だから。。。一緒にいよう』私は泣きそうなのを必死にこらえて
『うん。あたしも好きだよ』と答えた。
『これからクリスマスだってあるし。辛いことを忘れさせられるぐらいいっぱいの幸せな思い出作っていこう。』
私は今とても幸せです。あの時決意を決められて良かった。頑張ると幸せが実るだなと思いました。ずっと胸に刻んでおこう。ずっと大切にしよう。
一緒にいよう
という言葉を。
◇終り◆

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