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俺の戦争〜海は語る?

[460]  流星  2006-11-24投稿
ドッグォォォン…

「くそっ、これじゃ反撃もできない…」

時間を構わず降り注ぐ砲弾に部下を含め俺たちは気が狂いそぉだった…

「隊長…こんなに陸戦が辛いとは知りませんでした…」

「俺もだ…」

その時、隣りの壕に砲弾が降り爆音をあげた。

「隊長っ退却しましょうっ」

「バカっ、逃げるったってどこに逃げるんだっ」
そぉ叫ぶと俺は小銃に弾を装填した。

「勇気のある奴は俺についてこいっ!」

そぉ叫ぶと俺は塹壕から飛び出していた。
部下もそれに習った。

「あの戦車から片付けてやるっ」

「援護しますっ!」

バンッ、バンッ、バンッカーンッ、チューン

「くたばりやがれっ」

そぉ俺は叫びながら敵の戦車の砲身の中に手榴弾を投げ込んだ。

ドォンッ…

戦車は火を噴きながら停止した。

「2時の方向から敵戦車を確認っ」

「バズーカを使えっ」

「了解っ」

バズーカを敵戦車に向けていた時だった…

ダララララッ、ダララッ
「うげっ…」

「軍曹が被弾っ!」

「衛生兵は手当てを急げっ」

「ダメだ、包囲される前に退却するっ」

「了解!」


地下壕に戻った時には軍曹は死亡していた。

「今、味方の艦隊に援護射撃を頼んだんだが期待はできない…」

大佐は気休めだとでも言いたそうな顔で話した。
「敵はこの地下壕まで約1kmまで来ています」
「次の攻撃で奴等は片を付けるつもりだろう…」
地下壕には負傷者が溢れ返り士気は限り無く低かった…


このままでは我々は全滅を待つだけだった。朝になれば敵の戦車がなだれ込み我々は死ぬだろう。
「最後の突撃をかける」
「何時ですか?」

「今から30分後だ」

「了解しました」

玉砕覚悟で突撃をはかり敵を突き崩す作戦らしい。勝ち目はなかった…

「みんな…悪いが死を覚悟してくれ…」

部下の顔は明るかった。
「隊長の部下として戦死できるなら本望ですっ」
「本気か!?死ぬんだぞっ」

「この海軍陸戦隊に志願した時から死ぬ覚悟はできていますっ」


続く

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