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碧い星?

[421]  流星  2006-11-25投稿
「我々の勝利だな」

「はい、ほぼ敵の艦隊は壊滅…残存艦隊も涙の海に撤退を開始しました」
「取りあえず我々の損害状況の確認だ」

「了解っ。各艦に連絡を取ります」

「分かった。宜しく頼んだぞ」

我々はリステンシア海において勝利を収めた。だが月には地球軍の宇宙艦隊の大半が集結しつつあった…その数は2000隻近く…


「我々はこれから月の静止軌道上にある補給軍港を攻撃する」

「艦隊の編成はどぉしますか?」

「エイン級巡洋艦、20隻とカッセル級駆逐艦、30隻で叩くっ」

「了解しましたっ」



「火星軍艦隊がこの軍港に接近中との報告があります」

「月の『虹の丘』に救援要請を」

「了解っ」

「それと軍港の周囲にシン級を配置っ、敵艦艇を確認次第、砲撃を開始しろ…敵を軍港に近付けるなっ!!」

「了解しましたっ、直ちに中佐の艦隊を出撃させますっ」

『ここが墜ちれば月の補給は一気にじり貧になる…それだけは防がねば』

「艦隊配置が終了しましたっ、いつでも攻略作戦を開始出来ます」

「よしっ…現時刻より地球軍の月静止軌道上補給軍港攻略を開始するっ」
「了解っ!」

「我々の実力を見せつけてやる…主砲射程圏内に入り次第一斉射を開始しろ」

「荷電粒子加速砲の充電を開始。ミサイルで護衛艦隊を牽制しろっ」

ドシュッ、ドシュッ、


「敵艦隊を確認っ!」

「全艦に発令っ!砲撃を開始しろ。」

「了解しました」

バシュッ、バシュッ、
ドォォン、ドォォン、


「護衛艦隊より砲撃を確認しましたっ」

「回避っ、反撃しろ!」
キィィィン、ドォォン、
「3番艦が被弾っ!」

「軍港の攻略が最優先だっ!被弾した艦は退避行動をとれ。落伍艦は放置しろっ」

「全艦にそう連絡しますっ」

「あの軍港を制圧しなければ我々の本大戦における勝利はないっ」



「艦隊の3分の1を損失…これ以上の戦闘は不可能ですっ」

「今、我々が退けば軍港が墜ちる…ここが墜ちれば月は火星軍の手に落ちる…」

「ですが、救援はまだ到着しませんっ」

「諦めるなっ!まだ負けた訳じゃないっ」

その時、月からたくさんの光が見えた!!


続く

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