携帯小説!(PC版)

夢風

[331]  沖田那智  2006-11-25投稿
長かったあらすじもここで終わりを告げる。

そう、ここからが本題の始まりなのだ。


中学2年生になった俺が、初めて気づく飛鳥に対する気持ち。

今まで近くにいたから自分の気持ちがよく分からなくて、見て見ぬ不利をしていた。

でも、今ならはっきりと分かる。

目の前で寝ている飛鳥を見て、俺は気づいたのだ。

皆と始めて一緒に帰ったとき、蓮冶が別れ際に俺をチラリと見て微かににやりと笑った意味。

渚「好きな人はいるの?」

あの時一瞬だけ横切った笑顔

悠太「ありえねぇ・・・・俺はてっきり・・・。」

悠太が言おうとしたその後の言葉。


――今日から同じクラスだね!あたしの名前は廣山飛鳥!君の名前は?――

初めて会ったときに笑顔で言ってくれた飛鳥。


そう、きっとあの瞬間から

俺の中には君だけしかいなかったんだ。

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