携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> 月に叢雲、花に風?

月に叢雲、花に風?

[384]  グリーン  2006-01-10投稿
 バイクで20分、駅についた僕は、武人と噴水のふちに腰掛けた。雲一つない青空からは春の暖かい陽の光が降り注いでいた。   「お前も物好きだよなー、よりによって唯と付き合うなんて…。」       唯、こいつは僕の幼なじみの女だ。それと武人と付き合っていた。去年の5月ごろの話だ。バスケ部で練習中の唯を、僕が呼び出し校舎裏にいる武人の所につれて行き、武人が告白した。結果は、現状を見ての通り成功したのである。この時、の武人は俺に会うたびにノロケ話しをしてくるようになり、うざかったのを覚えている。しかし何故同じ高校なのに駅で待ち合わせするのだろうか?唯は今日も、バスケ部の練習があるはずだが…。       「ごめーん!まったぁ?」 ジーパンにロングTシャツ。なんともラフな格好で走ってくる背の高い女…唯だ。          「いや、全然待ってないよぉー!」         幸は、それを聞いて呆れていた。僕等がここについてから30分が経っていた。待ち合わせ時間は知らないが、僕は充分にまった。 「はっ?お前等!俺は待ったぞ!」         腹の底から怒りが込み上げてきた。        噴水の水が天に昇った。

感想

感想はありません。

「 グリーン 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス