マサミ 3
夕方7時に僕はボロボロのまま帰宅した。
「どうしてこんなに遅いの?
今何時だと思ってるの!
心配したじゃない!
夕ご飯だってもうできてるわよ!」
そして僕が食卓に姿を現したとたん、母親が固まった。
「…ど
どうしたのこの傷!?
いや、それよりこの髪!
」
「……」
「こんなにイジメられてたなんて聞いてないわ!
ちゃんと言い返さなかったの?
嫌なら嫌ってちゃんと言い返さなきゃ、いつまでたってもイジメられっ子のままよ
マサミにもイジメられる原因があるんだからね」
「……
……
お…オ…
オマエらのせいだよ!!!」
僕は発狂した。
食卓に並んでいる物というモノを全て薙ぎ払った。
皿やコップを殴りまくり、自分を止めにかかってきた母親を殴った。
物が床に衝突する雑音も聞こえずに、ただ、ひたすら薙ぎ払った。
しばらくして自分の手が腫れ上がって赤くなっているのに気がついた。
しかし痛みは忘れていた。
「どうしてこんなに遅いの?
今何時だと思ってるの!
心配したじゃない!
夕ご飯だってもうできてるわよ!」
そして僕が食卓に姿を現したとたん、母親が固まった。
「…ど
どうしたのこの傷!?
いや、それよりこの髪!
」
「……」
「こんなにイジメられてたなんて聞いてないわ!
ちゃんと言い返さなかったの?
嫌なら嫌ってちゃんと言い返さなきゃ、いつまでたってもイジメられっ子のままよ
マサミにもイジメられる原因があるんだからね」
「……
……
お…オ…
オマエらのせいだよ!!!」
僕は発狂した。
食卓に並んでいる物というモノを全て薙ぎ払った。
皿やコップを殴りまくり、自分を止めにかかってきた母親を殴った。
物が床に衝突する雑音も聞こえずに、ただ、ひたすら薙ぎ払った。
しばらくして自分の手が腫れ上がって赤くなっているのに気がついた。
しかし痛みは忘れていた。
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