スペース・ハニー・ストロベリー・ロッカーズ?
来たるべき宇宙旅行まであと一日を迎えていた。南方は大学の裏に面している峠に立っている。
この峠は「ギャラクティカ峠」と名が付いていて、そこから銀河系が一望できるこの星が胸を張って誇る名所である。
幼い頃、よくここに山下と一緒に来て星を見たものだった。
昔から図鑑に載っていない珍しい星を見つけては自分だけの星にして喜んでいた。
南方は山下と星のことや、自分たちの夢について語り合ったことを一人思い出していた。
そして手に握られた、友から騙し取ったチケットを見つめる。
明日はミユキと一緒に宇宙に行くことを考えるとわくわくしたが、すぐに山下を騙した後ろめたい気持ちが波のように押し寄せてきたのだ。
よく考えろ…
もしかして自分は大変な失態を犯しているのではないか?。
このまま山下を騙したままミユキと宇宙に行って楽しいはずがない!。
きっとそのことを気にしてなにも手につかないだろう。
ああ…自分はなんて卑怯で、どうしようもない奴なんだ…。
ゆっくりと果てしない銀河を見上げると、山下と昔名前を付けた星を見つけた。
そうだ。答えは初めから決まってたんだ。
「山下と一緒に宇宙に行くんだ!」
それが幼いときからの夢だったんだ
この峠は「ギャラクティカ峠」と名が付いていて、そこから銀河系が一望できるこの星が胸を張って誇る名所である。
幼い頃、よくここに山下と一緒に来て星を見たものだった。
昔から図鑑に載っていない珍しい星を見つけては自分だけの星にして喜んでいた。
南方は山下と星のことや、自分たちの夢について語り合ったことを一人思い出していた。
そして手に握られた、友から騙し取ったチケットを見つめる。
明日はミユキと一緒に宇宙に行くことを考えるとわくわくしたが、すぐに山下を騙した後ろめたい気持ちが波のように押し寄せてきたのだ。
よく考えろ…
もしかして自分は大変な失態を犯しているのではないか?。
このまま山下を騙したままミユキと宇宙に行って楽しいはずがない!。
きっとそのことを気にしてなにも手につかないだろう。
ああ…自分はなんて卑怯で、どうしようもない奴なんだ…。
ゆっくりと果てしない銀河を見上げると、山下と昔名前を付けた星を見つけた。
そうだ。答えは初めから決まってたんだ。
「山下と一緒に宇宙に行くんだ!」
それが幼いときからの夢だったんだ
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