携帯小説!(PC版)

トップページ >> ファンタジー >> 月の行方‐3

月の行方‐3

[360]  人狼  2006-11-26投稿
[ザザッ]

[バキッ]

ロンは、走り続ける走るごとにスピードが増していく‐
全ての体の感覚が極限にまで研ぎ澄まされていく‐

[ザザッ]

[バキッ]

[はぁはぁはぁ‐]
「あっ!」驚きあまり、その場に止まる。

[ザアアアアアア‐]川の流れが、湖に繋がっていた。
ロンはまた我に返る。
「おりぃあ..いったいなに...してんだ..あれここ湖じゃないか...おれ..は何しにここに....」
周りを見渡すと誰もいないロンは湖の方にユックリと進んでいく...
湖の水を飲もうとしゃがみ込み顔をのりだす。

「うわ..おれ..どうしちまったんだ...ああ..」
ロンは自分自身が水面に写る姿を見て慌てている。

目の色‐発達した牙‐尖った耳‐そして体を覆う尖った猛毛が....人間その物の成りを無くし....邪悪で凶暴残忍と意味恐れられている獣人.....
<狼人間>と成っていた...

何が起きたのか分からず..唸り声をあげる。
「オ..オレ..ハナン..ダ...オ..レジャナイ」人に聞き取れるか分からない声で喋ったが..獣の唸り声に近く...ほとんど分からない。


太陽が完全に沈み俄かに月が出てきている。


自我を失ったかのようにロンは周りを更に警戒し始めた。
[グルルルルルルルルルル]
[ガサッ]

草をかきわける音がする。

[ガサッガサッ]

金色に光る目とむきだしにした口元にある牙で唸り、威嚇している。

[ガアルルルルルルルルルル]

「いや〜まさかね〜こんな処に人狼さんとはついてるな〜へへっ」

「ガアルルルルルルルルルル]
背丈ほどある大剣を肩から提げている。男はまだ若い青年のようだが結構な修羅場を潜り抜けてきたかの用だった。

「へへっ俺はな〜おめぇらモンスタ〜供をブッ殺してお金をもらうまぁなんだ<モンスタ‐ハンタ‐>つーやつでなまぁ腕の訊く兵士やら侍やら弓矢士なんかだけどなへへっあんまり好き好んでしないのさ〜金より<命>なんてな〜へへっ〜じゃ行くぜぇ〜〜」男剣士は狼人間のロンに向って説明していたが...ロンは男剣士から目を離さずに一つ一つの動きを眺めていながら警戒していた。

感想

感想はありません。

「 人狼 」の携帯小説

ファンタジーの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス