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碧い星?

[422]  流星  2006-11-27投稿
火星のジュピトリス基地を第2軍が出撃してから4日…

「月には地球軍の大半が集結しているらしいですね」

「あぁ…だが我々の戦力の主力であるこの第2軍総勢2500隻が第1軍と合流すれば月の地球軍など楽勝だろう」

「そうですよね」


そんな会話が第2軍の中で話されていた。


「第2軍が火星を出たらしいな」

「はい、明日には我々と合流する手筈になっています」

「そうか、合流すれば月を制圧するに足る戦力になる」

「そうですね」



「火星軍の第2派がこの月に向かっているそうです」

「厄介だな…我々は連戦連敗で士気が落ちている…」

「これからの戦闘が激化するのは避けられませんね」

「早く新造艦を配備してもらいたいもんだな…」
「えぇ…シン級では火力が足りませんからね」



火星軍の第2軍が第1軍と合流してから2日…

「我々は月の地球軍基地に強襲をかける」

「どこの基地ですか?」
「前回の軍港攻防戦において増援を派遣した『虹の丘』だ」

「どれ程の戦力があると見込んでいますか?」

「恐らく500隻前後の艦隊だと予想している」
「艦隊編成はどうしますか?」

「第1軍と第2軍のデルタ級を600隻で攻める」

「新造艦のデルタ級がそんなに量産されたんですか!?」

「月産300隻のペースで増産しているらしい」
「すごい…」

「作戦は明日15:30より行われる、各艦に準備の命令を出しておけ」
「分かりましたっ」



「作戦開始時刻まで3分」

「虹の丘より艦隊の出撃を確認っ」

「数はいくつだ!?」

「概算ですが400を超過しています」

「予想は当りだな…」

「作戦の開始を早めるっ、現時刻より作戦を開始するっ」

「了解っ」

「各艦に伝える。作戦は現時刻をもって開始する」

「本艦に併せて一斉射を行い、その後は各自の判断で攻撃しろ」

「艦隊にエネルギー反応っ」

「陽電子加速砲及び荷電粒子加速砲の出力を最大に設定っ、射程圏内に入り次第、一斉射を行う」
「射程圏内まで約3分」
「射撃準備が完了っ、いつでも射撃できます」

「いよいよか…」


続く

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