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コタエ…

[433]  年下の男  2006-11-28投稿
好きなのに伝えられない。いつの間にか素直になれない自分を作り上げていた。感情を押し殺し友達という枠でくくっている弱い自分がいる。僕『ごめんね。あきとはずっと仲良しでいたい。けど付き合えないよ』あき『何が透をそんなふうにしたの?』僕『それは…』 それは、ちょうど一年半ほど前の出会いから始まった… いつもとなんの変わりのない日曜日。僕は某携帯ショップに機種変更をしにいった。担当の店員さんは、きれいな人だった。携帯の機種を決め、手続き中にそっと小さなメモを店員さんが差し出した。〃充電器サービスしときますね!!内緒だよ!〃おまけになんか特をした。気分よくショップをでて、僕は友達との約束の場所に車を走らせた。いつも男ばかりで遊んでいる僕は高校を卒業してもう5年。未だに子供のようにハシャイで過去を忘れようとしていた。騒ぎつかれコーラで一息つきながら、新しい携帯を手にとった。さっそく、メールが届いていた。知らないアドレス、メールの最後には聞いたことのない名前…僕は内容を見てビックリしたと同時に何故か胸が弾んでいた。『今日は携帯の機種変更しにきてくれてありがと。携帯の設定のことなんだけど番号通知されてないから、相手に通知されるように設定しなおしてね。まなみ』僕『わざわざありがとうございます。』まなみ『あっ私からメールきたのは内緒だよ。クビになっちゃうから。ほんとは、ショップの電話からかけないといけないんだ。あと、よかったら友達になってもらえないかな?大学の時に好きだった人にちょ〜似てるんだよね』僕『いいですよ。僕でよければ。』まなみ『じゃぁ今度ドライブ行こうね』僕『はい』少し戸惑いながらも僕は返事をした。でも、このメールが、こんな出会いが幸せの入口なんかじゃないってわかってたはずなのに、どうしてだろう?僕はいつの間にか、メールをうつのが速くなっていた。そして、まなみさんと初めて会う約束をした。

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