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彼らの物語。(2)

[365]  マサ☆  2006-11-29投稿
今回は体育の授業中の物語――。

先生「今日は50mの測定をするぞー。…男女混合でな。」

生徒達『えぇーっ!?!?』

先生「…じゃあ呼ばれた者から位置につけ。西脇と長谷川――」

その時に僕たちはいつもの様に集まって話をしていた。

マコ「あの先生シカトしたねぇ♪♪(笑」

春「そうだね(笑」

タクミ「……今日は朝から腹が痛いんだ。」
マジメな顔をして訴えてくるタクミ――。
マコ「女子誰となるかなぁ♪♪(笑」

春「陸上部の子はカンベンだね(苦笑」

タクミ「お前らシカトかよっ――」

苦笑の表情でうずくまるタクミ。
マコ「軟弱君…♪♪どうせ拾い食いとか生物そのまま食べたんでしょ??」

タクミ「……今朝はオフクロが居なかったから俺が作ったんだよ……。」

春「何作ったの??」

タクミ「目玉焼きに焼き魚と味噌汁……。」

ふと僕は思った。タクミって目玉焼きはともかく味噌汁と焼き魚なんて作れるのか――と。

マコ「どういう風に作ったの??」

タクミ「バカにしてんだろ……。卵焼きはフライパンに卵落として少し焼けたら水を少し入れて蓋をして蒸した。焼き魚はグリルに入れて焼き色がつくまで焼いた。味噌汁は適当に水と味噌を鍋にブチ込んで、適当に切った肉とか入れた。」

二人「……。」

僕は思った。目玉焼きはまだわかる。けど焼き魚の「焼き色がつくまで焼いた」と「適当に切った肉とか入れた」というのはどうなのだろう。
例え焼き魚に焼き色がついても中身は生かもしれない。味噌汁に関しては味噌と水を最初から入れ、具材を全部まとめて入れたとしたらどうだろぅ??具材によるけど生の物が絶対あるし味がわからないだろぅ…。きっとマコも同じ様に思ったはず。

マコ「味は…??」

マコは多少退きながら聞いた――。

タクミ「目玉焼きは良かったが味噌汁はメチャクチャ味薄いし、具材は生。焼き魚は皮以外生だった…。」

マコ「春ちゃん…。」
春「何…マコ。」

マコ「タクちゃんって自虐的なんだね…。」

春「う、うん…。」

タクミ「誰が自虐的だっ――」

先生「神楽坂と西川――」

この時僕とマコは同じ思いを持っていただろう――アーメンm(__)m
50m走ったタクミが僕たちの所へ戻って来たのは10分後――一緒に走った西川さんがどう思っていたのかは考えるまでもない…。

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