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彩茶 さんの投稿された作品が39件見つかりました。
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sky friend〜終〜
−一年後…−「それでね!…で…だって言うんだよ!」「ハハッ!なにそれ〜」そらは学校に毎日通っている。1人だけだけど友達もできた。「じゃあね!また明日」「うん、またね〜」1人になると、そらはふと空をみた。雲夢くん…見てる?約束守ったよ!「うん…ちゃんと見てるよ…」空から雲夢の声がした気がした。
彩茶 さん作 [507] -
sky friend?
−3日目…−「今日までなんだね…雲夢くんといられるのも」朝食を食べながらそらがボソッと言った。「うん…そうだね…」雲夢も朝食を食べる手を止めてうつむいた。「最期にさ…思い出作りに行こうよ!」そらがニコッと笑って言った。こうして2人は遊園地にやってきた。「うわ〜…子供の頃お父さんと来て以来久しぶりにきた!懐かしいな…」そらがはしゃいでいると雲夢が笑いながらあとをついてきた。「そんなにはしゃいで、遊
彩茶 さん作 [435] -
sky friend?
−次の日の朝…−「おはよー雲夢くん。」そらがキッチンで目玉焼きを焼きながら言った。「おはよーそらちゃん。今日は何するの?」「とくに決めてないんだよね…」そらはトーストと目玉焼きをテーブルに置くと、椅子に座って考え込んだ。「じゃあ…友だちがいなくて行けなかったり所に一緒に行ってくれる?」「友だちがいなくて行けなかった所?」「あー!雲夢くん!強すぎるよ!ちょっとは手加減してよ?」2人はゲームセンター
彩茶 さん作 [425] -
sky friend?
2日目…「雲夢くん…」そらは雲夢をじっと見て呟くように言った。「どうしたの?」「さすがに同じ服を2日連続で着るのはどうかと…」雲夢はTシャツに短パンというすぐ汚れてしまいそうな服装ですでに白いTシャツは食事のときにできたシミなどで汚れていた。「やっぱり、まずいかな…?」雲夢が苦笑して言った。「今から買いに行く?近くに服屋あるし…」「OK!デートてやつだね?」雲夢はニコニコと笑って言った。「デート
彩茶 さん作 [417] -
sky friend?
−そらの家にて−「そう言えば、勝手に上がっちゃって大丈夫なの?」雲夢がそらに聞いた。「あぁ…大丈夫だよ。お母さんは小さいときに死んじゃったし、お父さんは海外に長期の出張であと3ヶ月は帰ってこないよ。」そらは笑って言ったが、雲夢には寂しそうに見えた。「寂しくないの?」雲夢がそらに言うと、そらは雲夢の方を向くと、頭にポンと手をおいた。「もう慣れたよ。」と言ってニコッと笑った。「それよりも雲夢くん、一
彩茶 さん作 [424] -
sky friend?
「3日経つとどうなるの?」「消えて雲に戻る…て噂だけど…詳しくは分からない。」「そうなんだ…」2人はお互いだまって流れる川を見つめていた。「ねぇ。」少年が口を開いた。「何?」「どうして、友達が欲しいなら学校とか、人が多い所に行かないの?」少年がそう言うとそらはうつむいて話し出した。「人が多い所は…仲良しグループが多いでしょ?何か、見せびらかされてるような気がして…」「そっか…」2人はまただまって
彩茶 さん作 [449] -
sky friend?
「空の世界にはある伝説があるんだ…。」少年はそらの隣に腰を下ろすと話し出した。「たまに形が何かに似てる雲、見たことがあるでしょ?」「うん…まぁ…」「そんな雲は強い願いに答える力があるらしいんだ。」「じゃあ…さっきのソフトクリームみたいな形の雲は…」「そう。それが僕。君はさっき『友達が欲しい』って泣くほど強く願ったでしょ?だから僕はそれに答えた。」「そうなんだ…」「ただね…」「?」「僕が人間でいら
彩茶 さん作 [441] -
sky friend?
どん!!何かがそらの上にかぶさり、視界をふさいだ。 「…?」上にかぶさっていたものが起き上がり、急に光が目に入り、そらは顔をしかめた。光に目が慣れてくると、そらの上に覆い被さっていたのが人間であることが分かった。「誰…?」そらの目の前には瞳の色が水色の少年がいて、そらを見下ろしてきょとんとしていた。「…あの…」「伝説は本当だったんだ…。」そらが喋ろうとすると少年が先に口を開いた。「伝説…て?」
彩茶 さん作 [477] -
sky friend?
「友達が欲しい…」そう空に浮かぶ雲に泣きながらつぶやいたら、1人の少年が落ちてきた−−−。私は『青山そら』。中学3年生だけど、2年生のときから全く学校に行っていない。いわば『不登校』てものだ。友達がいつまでもできなくて、学校に行くのが嫌になって…。でも、勉強は一応している。だから学校なんて私には何も意味のない場所なんだ…。「ふぁぁ〜…」そらがいつものように河原で読書をしていると、大あくびが出てき
彩茶 さん作 [606]