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フェリス さんの投稿された作品が75件見つかりました。
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呪いのトンネル PART3
そしてその週の土曜日の夜、祐介、智樹、雅道、治の四人は再び例の鬼神山トンネルへと向かった。そして車はトンネルへたどり着いた。「祐介君、車をここに止めてくれないかい。今から僕らは歩いて旧トンネルへと向かう。」と治が指示した。そして四人は山道を進み旧トンネルへと向かった。雅道は怖がりの為、ビクビクオドオドしていた。そして四人は旧道のトンネルの中へ入った。旧トンネルは光が無く不気味な闇が続いていた。彼
フェリス さん作 [782] -
呪いのトンネル PART2
そして、月曜日三人はいつも通りに大学へ行った。しかし、幸信、博之、康介の三人の姿はなかった。あのトンネルで別れて以来、彼らからは何の音信もなかった。大学の先生も彼らからの両親から土曜日の夜に出かけた以来戻ってこないと連絡があったと言っていたので祐介達三人は先生に尋ねられたが、トンネルの事は秘密にしていた。そして昼休み、彼ら三人は大学のカフェテリアで食事をしていた。そこに一人の生徒が近寄ってきた。
フェリス さん作 [791] -
呪いのトンネル PART1
日本のあらゆる所で難解な怪事件が発生している。その中の多くは謎に包まれている。名古屋市内の大学に通う祐介は土曜の夜はよく仲間と共に岐阜や長野の山道を走りに行っていた。11月21日土曜日、祐介は仲間達と3・3で2台の車で山道をレースみたいに走ろうとしていた。祐介の車はレガシーで智樹と雅道の三人、もう一つの車は日産スカイラインで幸信と博之と康介の三人。彼らは交代交代で運転を代わり長野の山道を走ってい
フェリス さん作 [951] -
gone fishing 後編
車がとまるとそこは六本木だった。金博は車のトランクからカジュアルな服を取り出し車中で着替えた。そして彼は六本木のキャバクラへと向かった。店に入るとボーイが出迎え金博は「いつもの子を指名で頼む。」と言った。席に着くと後からセクシーな服を着飾った凛というキャバ嬢がついた。「あら、まさ君、一週間ぶりね。元気にしてた?」と凛は話し掛けた。「あぁ、元気だよ。今日は約束のアフターで何処か連れてってやるよ。」
フェリス さん作 [665] -
gone fishing 前編
田口金博は今年で36才になる。妻、清美と二人の子供と家族四人で幸せに暮らしている。しかし、妻の清美は意外に結婚してから気が強くなり、恐妻とまではいかないが、妻の尻に敷かれた状態である。金博の趣味は釣りである。小学生の頃からバス釣りや海釣りなどを始め、未だに続いている。「アナタ、また明日釣りに行くのね。」「あぁ、秋のこの時期になると、防波堤にたくさんの旬の魚が集まってくるんだよ。今、この時期ならメ
フェリス さん作 [731] -
秘密のファクトリー 後編
「次に食材をカットする設備です。」食材を切断すると思われるノコギリ型の機械には赤い血がこびりついていた。今日は日曜日で工事が休みの為、作業しているところは見られなかった。「お姉さん、一体この工場は何の食材を使っているんですか?」と正和が尋ねた。「それは企業秘密です。ですが、皆さんには後でお教えしますね。」「そして次はプレスの設備です。ここで先程切った食材を潰します。」それは見るも恐ろしそうな機械
フェリス さん作 [718] -
秘密のファクトリー 前編
何だか毎日がパッとせず、陳腐な生活に嫌気がさしている。社会人の朝川実は何か新鮮で楽しい事がないかなぁっと思い原宿の竹下通りを歩いていた。前方で黄色い服を着た若い女性がビラを配っていた。「すみません。ご協力、お願いします。」と言いながら一人一人にビラを配っている。実は彼女らにビラを渡され、手に受け取った。”秘密の工場見学ツアー”と書かれていた。実は面白そうだと思い、家に帰ると高校の同級生の健太、正
フェリス さん作 [790] -
生命の尊厳
生命には限られた貴重な命がある。人間、動物、魚、昆虫、植物、皆命がある。私達は生きていく為に動物や魚や野菜の命を奪い、食糧として彼らの命を私達が受け継ぐ。食物連鎖はこの世界の生物が生きていく為に最も貴重な過程である。私達人間は食物連鎖の頂点である。私達はそういった環境の中で、他の生物の死を無駄にしてはいけない。命ある生物は皆、神から尊い命を与えられている。私達人間は自然の恩恵に感謝すべきである。
フェリス さん作 [481] -
プラトニック
愛には、肉体的な物と精神的な物がある。私は、精神的な愛を貫いてこそ幸せな道なのではないかと思う。思えば私は昔、バージンだった頃誰かと肉体的関係になる事を強く望んだ。SEXはこの世の中でありふれる行為の中で最も重要な事であると思っていた。そして私はバージンを失い数人の女性と性的関係を持ったが、思っていたものとそれは違っていた。私の描いていたSEXとは違っていた。何かその行為が終わると虚しさを感じる
フェリス さん作 [430] -
ストレンジ・ウィーク PART15
朝になると四人は午前10時、ホテルのチェックアウト時間にロビーで待ち切り、例のうさぎ男の言う月の神秘における講演会へと向かった。講演会が行われる会場は目黒区のプラザビルと呼ばれる建物の5階。一体、この講演会で彼らには何か特別な情報が得られるのか。四人はビルの五階までくると受け付けを済まし、席へと座った。全員で20人〜30人くらいだろうか。スーツ姿の紳士的な男性から主婦と思われる人、そして正志と同
フェリス さん作 [476]