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トップページ >> 祐夜 さんの一覧

祐夜 さんの投稿された作品が10件見つかりました。

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  • ブラッディ§レイン14

    〓バロン草原〓バロン草原は非常に広大でありこの世界随一の規模を誇る広大な草原である。その草原を駆け抜ける人影が二つ見受けられた。先頭を走るのはNO-07:CODE_NAME:ロミオである。彼は尾行に気付き必死で逃げている。そして、ロミオの後方100M程の所を走っているのが、NO-03:CODE_NAME:ナイツである。彼女は、主に要人の暗殺及び調査活動を行っている。更に彼女の足はナンバーズの中で
    祐夜 さん作 [404]
  • ブラッディ§レイン13

    ブランは驚愕していた…明らかに自分とはオーラが違う男に…その風貌にはどこと無く威圧感がある。ブランは必死で平常心を保っていたが…冷や汗が顔中に垂れてくる…「NO-05…任務は達成したのか…?」オーガは無表情でブランに問い掛ける。「……あぁ……」その瞬間だった!オーガ分厚い拳がブランの右頬に直撃した!ブランは凄まじい勢いで壁にたたき付けられたのだ!!ブランはとっさに右頬を庇ったがガードが間に合わず
    祐夜 さん作 [451]
  • ブラッディ§レイン12

    〓クラシオン研究施設C棟〓ここは、クラシオン研究施設C棟である。クラシオンの研究施設は全部で3つに分かれる。まずは、A棟。A棟では主に人造兵器の開発及び教育を行っている。次にB棟。こちらでは、人造兵器の戦闘シミュレーション及び戦闘効果測定を行っている。最後にC棟。C棟に至っては、主に研究所員及び関係者の居住スペースになっている。すなわち、研究所員や関係者のコミュニケーション施設だと思って下さい。
    祐夜 さん作 [492]
  • ブラッディ§レイン11

    ロミオは暫く無言のままアリスを抱いた…すると、アリスから沈黙を破る様に語りだしたのだ。「ロ…ミ…オ…泣か…ないで…」「……アリス……」ロミオはゆっくりと視線をアリスに向けた。すると彼女はうっすら口元に笑みを浮かべ、「フフッ…昔と…ちっとも変わらないね…貴方は…泣き虫で…優柔不断な所とか…でもね…私はそんな貴方が…大好き…」アリスは自分の死期が近い事に気付いていた…「…!?…嫌だ…聞きたくないよ…
    祐夜 さん作 [635]
  • ブラッディ§レイン10

    〓数時間後〓辺りはすっかり明るくなっており、時折鳥の囀りが聞こえている。「《朝だ…起きなきゃ…》」ロミオは目を覚ました。ゆっくりと上体を起こすと自分の体の異変に気付いた。なんと、自分の心臓と右胸に剣が突き刺さっているのだ…「《この剣…見た事がある…生前?自分が戦っていた男のモノだ…》」そこまで思い出したらロミオは全てを悟った。「《あぁ…僕…負けたんだっけ…でも…なんで僕生きてるんだ?…》」ロミオ
    祐夜 さん作 [494]
  • ブラッディ§レイン9

    《あの時のママの手…凄く温かかったなぁ…》アリスは自分が気を失っていた事に気付き、現実に引き戻された。横たわるロミオの死体に重なる様に倒れていた事に気付いた。「私…気を失ってたの…?」《あんなに昔の事を思い出すなんて…よっぽど疲れてたのね…》当たり前である。目の前には自分の愛する男の子が転がっているのだから…正常な思考回路が働く人間などこの世にいるはずは無い。アリスは昔、母と呼んでいた女の言った
    祐夜 さん作 [460]
  • ブラッディ§レイン8

    「痛い!!痛いよぉ…ママぁ!!」少女は痛みに顔を歪ませながら母に叫ぶ。やはり母はナイフを少女の手の甲に突き立てながら。「我慢よ…我慢なさい!!」少女は必死で耐える…そして、一分後、母はナイフを抜きとり、すぐに少女の傷口に手当を始めた。「……ゴメンなさいね…アリス…痛かったでしょう?」そう少女に問い掛けながら優しく少女の傷口を手当する…アリスは何が何だか分からないまま母の問い掛けに頷く。「……私が
    祐夜 さん作 [424]
  • ブラッディ§レイン7

    アリスの涙は枯れ果てていた…もう声も出ない…疲れ果てている。目の前に転がっているロミオの亡きがらに崩れ落ちた…そしてそっと…冷たくなっている彼の頬に触れながら…「……ねぇ…ロミオ……どうして…?迎えに来てくれるって、言ったじゃない……なんでよ……なんでよ!?バカぁぁぁぁぁ!!!!」アリスは精一杯の声を出して叫んだが…返事は返ってくるはずもなく夜の森にコダマする。そしてアリスは昔、母と呼んでいた女
    祐夜 さん作 [493]
  • ブラッディ§レイン6

    =同刻=ロミオと別れて森の中を凄まじい速度で駆ける少女…名はアリス。美しい髪は真っ暗闇の中でも一際目立つ金色をしており、真っ白のワンピースは土や泥で汚れていた。そして、一筋の涙を流しながらただひたすらに真っ暗闇の森を駆けていく。行き先も分からずに…「…ロミオ…必ず追い掛けて来てね…ワタシを…」その時!少女はふと足を止めて後ろを振り返った。非常に嫌な胸騒ぎがしたのだ、酷く酷く胸が痛い!こんな感じは
    祐夜 さん作 [453]
  • ブラッディ§レイン5

    燃え盛る業火の中で、二人のナンバーズが対峙する…。NO-5。美しい長髪が風に靡き、双剣が見事な男。ブラン。NO-7。目が青く、自分の身の丈よりも遥かに凌ぐ大鎌を自在に操る少年。ロミオ。二人の間に暫く沈黙が続く、、その均衡を破ったのはブランだった。「フフフ…会いたかったよ、ロミオ?」静かにそう呟く。「…ブラン兄さん…」ロミオも静かに答える。「君達はイケナイ子達だ…僕らナンバーズを裏切り、母さんを殺
    祐夜 さん作 [531]
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