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いっと さんの投稿された作品が316件見つかりました。

 
  • 暇な奴ら―エピソード?―

    「おい孝、暇すぎるからまた面白い話してくれ」「んなこと言われても、いきなりは無理だぞ」「あー、ならまた体験談でいいや」「…何か微妙に投げやり的になってるが、まあいいか。俺今コンビニでバイトしてんじゃん?夜中に可愛い女の子が来たんだよ」「へえ、そんな夜中にねぇ」「だろ?だから俺も妙に気になってな。ずっと彼女を眺めてたんだよ」「まあ夜中だから仕方ないわなあ。どうせ客は彼女一人だったんだろ?」「いや、
    いっと さん作 [674]
  • ソードメーカー3―?

    あちこちの家で屋根が砕け散っており、その破片が道に飛び散っていた。家の中からは人々が血まみれになった家族を肩に担いで外に出てきていた。「誰か助けてくれ!」「医者を呼んでくれ!」「痛いよお!お母さん!」という声がそこかしこから聞こえてくる。「姉さん…一体どうなってるの…?」「分からないわ…。でも、私たちは無事よ。そして、私たちソードメーカーの力は、こういう時の為にあるのよ!」「…そうね、分かったわ
    いっと さん作 [581]
  • 暇な奴ら

    「おい孝、暇だから何か面白い話してくれ」「いきなりんな事言われたって、できねえよ」「あー、そうだよなぁ。ならお前が体験した笑える話って何かねえか?」「体験?そうだなあ…面白いかどうか分かんねえけど、不思議な体験ならしたぞ」「おう、それでいいぜ」「分かった。俺今アパートで一人暮らししてんじゃん?ごみ出しの日があって、この前うちの前にあるごみ置き場に捨てに行ったんだよ」「おう」「その時さ、他の人が出
    いっと さん作 [855]
  • ソードメーカー3―?

    その頃、「ベイス」の門の前に一人の人間が立っていた。腰には剣を提げているが、顔をフードで覆い、両手には手袋をして、身体はマントでくるまれており、体型や顔は全く分からなかった。「ベイス」に入っていく多くの人たちは、その人物を怪訝な表情で見つめてながら、門をくぐっていった。その人物は一つ小さく息を吐くと、腰に提げた剣を抜き放って、頭上に掲げた。その瞬間、剣の切っ先から眩い光が放たれ、その光は一直線に
    いっと さん作 [589]
  • ソードメーカー2―?

    「そうか…あいつはソードメーカーなんですね…」ルイスは「魔法部屋」に入っていったロイを見て、唇を噛んだ。「ルイス…」「あ、すんません、ミリス先生。あいつも先生の親族なんだから当然ですよね」ルイスは頭を掻いて寂しそうに笑いながら、ミリスに頭を下げた。それを見たリリーは、「何言ってんのよ、ルイス。魔法が使えても使えなくても、同じ剣士というのは変わらないでしょうが」と、言って、ルイスの肩を叩いた。「そ
    いっと さん作 [601]
  • ソードメーカー2―?

    「…はい…」ロイは釈然としない表情で頷くと、エミリアのいる方を見た。エミリアは一人寂しそうに、椅子に座っていた。「エミリア姉ちゃん、魔法の指導…してほしいんだけど…」それを聞いたエミリアは、ぱっと明るい表情になった。「いいわよ!さ、魔法部屋へ行きましょうか」そう言って、エミリアは道場の端にある扉へと、ロイを案内した。「魔法部屋」とは、魔法剣ソードメーカーが魔法力を鍛える為に造られた部屋で、中は特
    いっと さん作 [600]
  • ソードメーカー2―?

    その様子を見ながら、ミリスは、何で攻めに出ないのかしら?―\rと、首を傾げた。ロイは依然として、リリーの繰り出す剣をただ受け止めているだけであった。「ロイ、攻めなさい!」これではらちがあかないと判断して、ミリスはたまらずロイに叫んだ。「えっ?」その声に驚いたロイは一瞬、ミリスの方に顔を向けてしまった。「隙あり!」その隙を逃さず、リリーはロイの胸を突いた。「うわぁっ!」ロイはその攻撃を受けた衝撃で
    いっと さん作 [621]
  • ソードメーカー2―?

    ロイは剣を構えて、距離を詰めてくるルイスを冷静に見つめながら、攻撃可能範囲に来るのを待った。ルイスは丁度剣の切っ先が合わさる場所まで詰めた所で、ピタリと足を止めた。その動きにロイは一瞬、緊張を解いた。その隙を逃さず、ルイスは猛然と突きにかかった。「甘い!」ロイはそう叫ぶと、半身になりながら突き出された剣に自らの剣を滑らせ、一気にルイスの懐に飛び込んだ。「しまった!」ルイスはそう叫んで避けようとし
    いっと さん作 [616]
  • ソードメーカー2―?

    「さて、取り敢えず紹介しておくわね。こっちにいるごく普通なルックスの男の子が、私たちの従兄弟のロイよ」ミリスはそう言って、ロイを紹介した。…ごく普通…―\rロイはその言葉に喜んでいいのものかどうか分からなかったが、「よ、宜しくお願いします」と、言って、頭を下げた。「よし、それじゃ、準備体操の後、素振り五十回よ!」ミリスの号令を受け、三人はそれぞれ準備体操をした後、剣を持って素振りに入った。ロイは
    いっと さん作 [616]
  • ソードメーカー2―?

    ミリスにそう言われ、ロイは更衣室でセイルの使っていた防具を着た。…汗臭い…―\r心の中で愕然としながら、ロイは更衣室を出た。「さて、全員揃ったわね。早速、教練を始めましょう」「え?二人…ですか?」ミリスの開始の言葉に、ロイは目を丸くした。「そうよ。リリーちゃんと、ルイス君。この二人が全生徒よ」「ええっ!本当ですか!?」「あはは…まあ、家は主に鍛治商売中心でやってるからね…」エミリアが苦笑いして、
    いっと さん作 [616]
 
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