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サイ=ノート さんの投稿された作品が43件見つかりました。

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  • サイ=アラン(第2世)?−2 最終話

     サイはすでに部屋を発っていた。オラシオンの精製方法、ベノムの秘密、権限譲渡、それらを手紙に書き、国主に渡していた。 サイはそれから近所の公園に来ていた。赤い空、黒い雲、足元に転がってくるボール、吹き荒れる風………「レイド…あの日記はお前を誤った方向に導いた…が…違うだろう…?あの日記にも書いてあったじゃないか…【愛ある者は皆、それなのだ。】…人間は皆、それなんだよ…。」「……だが俺も、初めて知
    サイ=ノート さん作 [500]
  • サイ=アラン(第2世)?−1

    20,エピローグ それから1週間が経っていた。事後処理をサイも手伝っていた。 知らず知らず、サイはRaid Child Or Ramに来ていた。1大学の教授として仲間がいないわけではなかったが、サイが信頼する者は誰1人いなかった。それゆえ1人になりたい気持ちがあったのだろう、誰も処理に行きたがらなかったそこに足を運んでいた。 当然全焼していた。が、1ヶ所のみ全く焦げてすらない場所があった。それは
    サイ=ノート さん作 [445]
  • サイ=アラン(第2世)?

    19,決着 サイはコカトリスの毒が入った注射器を手に取った。「ハッ…俺は昨日ヘヴンズドアを吸った。お前も見ただろう!デボネアが俺に毒を打ったのを!全く効かない…世界最高級の毒でさえ、俺を殺す事は出来ない!」サイはとても落ち着いていた。むしろリチャードを哀れんでいた。「リチャード…お前のこれまでの失敗は全て部下のせいだ。可哀想に…お前は自分のミスを認めることが出来ないのだろうな…。」「何を言ってい
    サイ=ノート さん作 [409]
  • サイ=アラン(第2世)?−2

    サイはもはやレイドとは見ていなかった。全ての絶望を払いのけ、宿敵リチャードを見ていた。「…ならば…俺がブラッドレイの夢を見たのは誤算だったな!」「勘違いするな。心理学科の連中が極秘に開発した夢を操作する装置でお前にわざわざ教えてやったんだ。」!!!あれも、リチャードの策略だっただと?!「俺ばかり精製しているとお前に疑われる可能性があったからな。あの形でお前にヒントを与え、ヘヴンズドアの精製を促進
    サイ=ノート さん作 [443]
  • サイ=アラン(第2世)?−1

    18,Raid Child Or Ram Prodigy Roomだった。サイは何が何だかよく分からなかった。が、とにかく逃げようと思った。しかし、自分が出てきた穴からもう1人出てきた。 レイドだった。デボネアの死体を持っていた。「レイド!無事だったのか!?」レイドは目に狂気を秘め、サイを見た。「…無事?無事なものか…当初の計画ではまだ一斉蜂起するつもりではなかったのに…。」サイは困惑した。何を
    サイ=ノート さん作 [426]
  • サイ=アラン(第2世)?

    17,デボネア デスティンは白衣を脱ぎ棄て、2人を睨みつけた。「さて、次はお前達の番だ。」2人は困惑の表情だった。サイは信じられないという顔と、やはりという顔をしていた。「デスティン…お前が…お前がトロイモクバだったのか?」「ハハハハハッ!せっかくだから教えてやろう!この俺こそ、リチャード卿の右腕、デボネアだ!」サイの頭を様々な事がよぎっていた。馬鹿な…ちゃんと調べたのに…ザシュッ!サイが顔をあ
    サイ=ノート さん作 [433]
  • サイ=アラン(第2世)?

    16,反乱 オラシオン完成から10日後、サイはようやく勝利の余韻から冷めて、国に知らせようと決心した。その時だった。 エターナル大学の全ての出入り口が爆発した。同時に、デスティンが部屋に飛び込んできた。「逃げてください!どうやらこの大学内にトロイモクバが潜入していたようです!そやつらが、一斉蜂起しました!」一斉蜂起?俺がオラシオンを精製したからか?焦りを見せたということか…。「デスティン、レイド
    サイ=ノート さん作 [409]
  • サイ=アラン(第2世)?

    15,オラシオン サイは1つ大変な事を見落としていることに気がついた。スナッフルはレイドの弾丸で絶命した。…どう考えてもおかしい。ヘヴンズドアを吸った者はどんな傷害を受けても死なないはずなのに…。 1週間以内の周期で吸い続ければ死ぬことはない。逆にいえば、1週間以内の周期で吸い続けなければ死んでしまう…ならばその境目にヘヴンズドアの効果が薄まるタイミングがあるということだ。そのタイミングの長さは
    サイ=ノート さん作 [338]
  • サイ=アラン(第2世)?

    14,惜別 ここで読者皆さんが自分に置き換えて考えて欲しい。自分の部屋で勉強していて、親に相談事があって部屋に向かったら、親が麻薬を吸っていたらどうするだろうか?当然、止めるだろう。では、自分が親と離れた地に住んでいて、ある日知り合いから『麻薬中毒で亡くなった』と連絡が来たらどうするだろうか?後悔するか?親を侮辱するか?知り合いを責めるか? 何れも人間としてもっともな行動だ。では、それをしない人
    サイ=ノート さん作 [337]
  • サイ=アラン(第2世)?−2

     間もなくいくつかの恐るべき事実が判明した。まず、今回精製した方のベノムは吸ってから死ぬまでに再度吸うことで、その期間の細胞の退化をリセットする働きがあるのだ。つまり、1週間以内の周期で吸い続けることで、不老不死になることが出来るのだ。サイはリチャードにとってのベノムの存在意義をこれで完全に理解した(サイはどうしても納得がいかなかったのだ。リチャードが自分が思っているような誇り高い男なら、金儲け
    サイ=ノート さん作 [335]
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