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サイ=ノート さんの投稿された作品が43件見つかりました。

 
  • それでも俺は愛してる〜最終編〜

    リュウは遥菜に引くよりも、そうまでした努力に心を打たれ、付き合う事にしたと言った。俺が望むなら別れるとも言ったが、俺にそんな資格はない、そういう事ならそれで良いと言ってリュウを帰した。これで全てが点がいった。遥菜が俺を助けてもいじめを受けなかったこと、わざとスカートの中を見せて俺に心を開いているように見せたこと、遊ぶ場所をリュウの家にしたがったこと…俺は何て浅はかだったんだ…。次の日学校で何も知
    サイ=ノート さん作 [391]
  • それでも俺は愛してる〜後編〜

    俺とリュウと遥菜は毎日遊ぶようになり、そのせいか直接的に俺をいじめる者はいなくなった。一安心した俺は、久しぶりに学校が楽しくなった。が、それも長くはなかった。ほどなくして俺は次の問題にぶつかった。遥菜に俺の思いを伝えて良いのかどうかという事だ。遥菜がウンと言ってくれれば良いが、もし断られたら今の幸せは終わりを告げる。かといってリュウに相談するのも考えものだ。もし、リュウも俺と同じく遥菜に想いを寄
    サイ=ノート さん作 [344]
  • それでも俺は愛してる〜中編〜

    あの事件から3日後、俺は遥菜に呼ばれて学校の裏庭に来ていた。遥菜はベンチに座ったが、遥菜に対し面目なく思っていたから立ったままでいることにした。「あなた、ひどい目にあったね。昔から好き嫌いの多いあなたが給食の日に唯一機嫌が良くなるカレーの日だったのに、残念ね。」俺は赤面した。そんな事まで知っているなんて思わなかったのだ。「私はあなたの事割と好きよ?とても大人びていて、素敵だわ。あなたが先生と話す
    サイ=ノート さん作 [365]
  • それでも俺は愛してる〜前編〜

    小学生の恋はよく麻疹に例えられる。大人から見れば、確かに一時のものに見えるのだろう。好きな女子を必死に追っている姿は、何とも可愛らしいものなのだろう。どうせ結婚まで考えてないのだろうと、浅はかでみっともないものなのだろう。俺達の恋は、その全ての場合に共通して大人の見せ物なのだ。いかなる助言の裏にも、そういった思いを感じるのは俺だけではあるまい。だが俺は違う。馬鹿にしたければするが良い。俺は結婚ま
    サイ=ノート さん作 [644]
  • サイ=アラン(第2世)?

    5,会見 次の日、公聴室でサイを中心に5人が会見を開いた。サイが前に出て、製造方法を発表すると言って話し出した。「私達エターナル大学の5人は、今回の会見で皆さんに製造方法を教えるのが目的ではありません。もちろん製造方法を公表するのですが、これをもって皆さんに改めてベノムの恐怖について考えて欲しいのです。」会場にいる記者達はサイの本意を恐らく解っていなかっただろう。そんな声を無視してサイは話し続け
    サイ=ノート さん作 [428]
  • サイ=アラン(第2世)?

    4,解明 研究スピードが以前に比べ増したのは言うまでもない。併せて、2人では出来なかったことが出来るようになったのも事実だ。そしてこの日、レイドはついにベノムの正体を突き止めた。正体と言っても、それの製造方法が解っただけなのだが、レイドシニアの代から全く進歩がなかったベノム研究なので、5人とも大喜びした。 しかしこれは必ずしも喜ばしい事ばかりではなかった。前述の通り5人は国を信頼している訳ではな
    サイ=ノート さん作 [432]
  • サイ=アラン(第2世)?-2

     もう一度普通の感覚を取り戻して欲しい。誰が考えても世界的麻薬シンジケートと戦うにはもっと人数が必要だろう。マンガの世界じゃあるまいし、少数精鋭で勝てるはずがないではないか?仮にも警察が捕まえることが出来ない組織を、国立とはいえ一大学が追うにはあまりに無謀ではないか? ブラッドレイは人数を増やして仲間への不信感をこれ以上増やすことを潔しとしなかったのだ。唯でさえデスティンとギルバルドにまで不信感
    サイ=ノート さん作 [368]
  • サイ=アラン(第2世)?-1

    3,編入 エターナル大学の研究室はRaid Child Or RamとProdigy Roomだけではないのだが、公に知られているのはこの2つだけだった。それは、他の研究室が情けないと言うにはあまりに可哀想だった。あまりに不運(社会的には幸運と言うべきだが)だった。あまりに2つが優秀すぎたのだ。それも、普通は研究者は1つの研究室に複数人居るはずだが、この2つの研究室はこの2人が室長であって、この
    サイ=ノート さん作 [371]
  • サイ=アラン(第2世)?-2

     しかし、この日のサイは一般を心得ない釣りに時間を潰すのを潔しとしなかった。研究室から食器を出しに出てくることも無かった。レイドの呼びかけに答えることも無かった。根を詰め過ぎて倒れた訳ではない、空気を読むことをレイドに無言で頼んでいる訳でも無い。純粋に聞こえてなかったのだ。トロイモクバの脅威は創世の天才・サイをここまで追い詰めていたのだ。 レイドは空気を読めない男ではない。むしろこの二人の間にお
    サイ=ノート さん作 [388]
  • サイ=アラン(第2世)?-1

    2,脅威 ベノムが世界中にまわり始めたのは今から5年前のことだ。あくまでまわり始めたのであり、ベノム自体は遠い昔から存在していた。エターナル大学はこれの為に改築された学校である。ベノムは今では世界的問題となっているので、エターナル大学ベノムに関しての権限は行政のそれに近い。故にトロイモクバが恐れているのは行政よりもむしろエタータル大学の方なのだ。「人体に合う酸性濃度は…」Prodigy Room
    サイ=ノート さん作 [411]
 
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