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ゆうこ さんの投稿された作品が4件見つかりました。

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  • 短編・ベッド

    オークションで落札したベッドに、あたしは一度も寝ることはなかった。シングルサイズのそれは 来た時から異質な空気をまとっていた。 染みや汚れなんかはないし、フレームも綺麗な本物の木製だし。 でもなんだか…新品じゃないというだけじゃなく何かに「まみれた」雰囲気が、あたしに寝ることを躊躇わせた。 そしてそれが正しかったことをしる。だって、シングルサイズに二人は寝られないでしょう? あたしが歯磨きを終え
    ゆうこ さん作 [1,012]
  • 短編 気づいて

    夜中に寝られず、私は友達からきたメールを見直していた。中学からの悪友は、高校生になった今も相変わらずやりたい放題生きてるみたい。「二股が彼氏にばれた」というメールから 「バイクが調子悪いから煙草買いに行くの面倒」とか、幅広い。 何しろどうでも良いことをちょこちょこ入れてくるから暇潰しにはもってこいだ。私はベッドに横になり、電気を消すと、暗闇で光る携帯を見続けていた。と、メールが入る。…またまた彼
    ゆうこ お久しぶりです さん作 [899]
  • 明日の私へ 〜ニ章

    深夜1時。藍野カナは内川亜里へ渡す、可愛い編みぐるみを製作していた指をピタリと止めた。…視線?ふと、ほんのすこし空いたリビングの扉を見る。が、もちろん誰もいるはずはなく真っ暗な影が亀裂のように存在するだけ…亀裂のように、なんて妙な例えね。明日のホワイトデーに間に合うよう、水色と黄色の小さな熊を仕上げる作業に戻りながらカナは苦笑した少しでも亜里ちゃんが喜んでくれたらいいけど。今日の亜里はずっと元気
    ゆうこパート2 さん作 [644]
  • 明日の私へ 〜一章

    2009・3・13日金曜日 今日、久しぶりに晴れ。夜は雨だったけど。体は相変わらず重たくてだるくて大変。でも天気が良いとなんか励まされる。日記始めてからちょうど3ヶ月か…3日坊主が得意な私にしては頑張ってるよ。まあ、ベッドで寝たきりだと他にやることないしね。最近思い出すのは、高校生活のこと。ほんの半年前まで、私はあそこで当たり前のように授業を受けたり、友達と笑ったりしていた。逆にそういう日々こそ
    ゆうこパート2 さん作 [681]
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