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さんちゃん さんの投稿された作品が442件見つかりました。
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「天(そら)を見上げる」
年齢別の死亡率はわからないが先日巨人軍コーチの木村さんがお亡くなりになられた心からご冥福を祈ると共に自分の健康にも留意したい思い起こせば20未満の狭い世界の中で親しき方々を亡くした純のようにどうしようもない定められた運命により天に召された方由美子ちゃんや幸さんのように薄汚れた人間の欲望に死を向かえざる得なかった方雄太のような避けられた事故死天を見上げる多数の方々の様々な思い出が胸をよぎるさっロッ
我 さん作 [455] -
続「口笛吹いて」下
栄二君…今完全に雄太達に潰されたら惨めな中学生活になるよ僕はイジメっ子が立場が逆転した時の悲惨な末路を予見していた今まで同じ小学校で栄二君に虐げられてた連中は一斉に悲惨に栄二君を虐げられてるだろう…栄二君に続けたシニアリーグは部活よりレベル高いし逃げたことにはならんよ栄二君明日朝一番で野球部に退部届出しなよ僕は奇妙な感覚だったそう言えば小学生ん時も栄二君に意見できるのは僕だけだったなあ栄二君はよ
我 さん作 [431] -
続「口笛吹いて」最終章
雄太と栄二君はその後口を聞くことはなかったが卒業前に僕の誘いで四人で飲んだ中学を卒業しもう学校というコップの中での権力争いは必要ないわだかまりなく四人で楽しく話した四人でしこたま飲んで最後は肩を組み街に繰り出した…雄太はエース候補として僕と同じ高校に進学したが途中退部しバイク事故で亡くなった…栄二君は隣県の野球名門校へ進路を選んだがレギュラーの座はつかめなかったがキャプテンとして皆の信頼が厚かっ
我 さん作 [462] -
「ロックオンの瞬間」
あの時はあの時で幸せだったのだろう20の夏合宿二回生でレギュラーになった僕への先輩達からの練習の激しさ(しごき)は合宿所に行く電車の中で考えるだけで恐ろしかったあぁ失神するまで殴られるんやろうな…このまま逃げたいそうとすら思ったレギュラーへの憧れが叶った今今度はレギュラーに応じた猛練習が待っている逃げたら負けや今逃げたら全ての人生を逃げる必死で自分を鼓舞した練習は初日から熾烈を極めたこりゃ五人位
我 さん作 [460] -
続「西武新宿前10時45分」上
土曜日の調査仕事をジャージで終えて駅から気楽に歩いてコマ前広場を通った時に食パンを地べたに座って食べているギャルと目があった…ん? なんか見たことあるギャルやなあ…と思ってるとギャルが猛ダッシュで抱きついてきた「おっちゃ〜ん」食パン一緒に食べよう!あっ二週間位前に西武新宿前で会ったギャルかあ…うっ…少し臭い…あんさぁお前風呂入ってないやろアハハ…おっちゃんしていいからホテルいこっはぁぁ…気分やな
我 さん作 [418] -
続「西武新宿前10時45分」下
とりあえず俺スポーツクラブの無料体験チケットもってっから二人で行こうぜ!いくら無料体験チケットがあってもギャル一人では怪しいが一見清潔感ある我と一緒なら違和感ないやろそう思いギャルとスポーツクラブに行った運動もそこそこに二人そそくさと男女各々の大浴場へと向かったサウナもあるので一時間後に待ち合わせた一時間後化粧もしてないサッパリした顔のギャルが出てきた予想通りに幼い…はぁぁ…俺は人生や道徳を説教
我 さん作 [430] -
続「口笛吹いて」中
まず国田君の所に行った国田君は怯えた雰囲気の小学生時代の面影はなく子分を従えさせて威風堂々としていた「お・ぉ・さ・さんけ・久しぶり」相変わらずどもるが国田君の暴力の前に誰ももうバカにしない国田…野球部の連中が栄二君を潰そうとしてるけど俺達はノータッチで行こうぜ僕は新入生が抗争で二つに割れた時に誰も栄二君の味方にならないのはわかっといた…国田君もいくら暴力が優れていても精神的なイジメの威力は見に染
我 さん作 [403] -
「TO BE」
事務所を整理していたら後生大事に置いていた間は抜けてるが可愛いぬいぐるみを捨てるかを迷った…もう少しとっとくか…思い出に懐かしむほどセンチメンタルな柄ではないしかし真っ直ぐな女性に出会った年末世の中は紛い物だらけの中その真っ直ぐな心は真実だった我は相変わらずのその場主義もう人生ですれ違うことさえないだろうしかしその敬愛すべき心を自分に残すためもう少しこのぬいぐるみは取っておこう四月になりたまに様
我 さん作 [538] -
ビックマネー(3)
人の思い上がりは巨大今や毎日10円単位で悩む我もお着替えしゃぶしゃぶでギャルの下着に万札を挟んでたかと思うとアホらしさに笑えてくるアハハ…まっ岩崎弥太郎も最初の長崎で藩のお金で豪遊したからなあと無理やりな言い訳する金は魔物コトは魔物…(笑)まっ溺れた我は人間らしいと居直ろうしかしまっ溺れた度合いは激しかったビックマネーの先とことん溺れたからわかることもあるえっカッコつけんなってまだまだ欲まみれの
我 さん作 [454] -
続「口笛吹いて」上
子供達の居場所確保の陣取り合戦は緻密で無慈悲だ僕にとって栄二君は転校してから楽しく小学生時代を過ごさすてくれた恩人一緒に遊んでいても他の子供達の感じる家来感は余り感じなかった国田君もあの日以来変わったが栄二君には感謝しておりいくら喧嘩でやんちゃしても栄二君にはいつも敬意を示し仲良くしてたその頃は丁度皆体格が良くなりはじめ運動とともに体力を増強してたが僕は毎日番町の大久保さんと遊び呆け正直喧嘩は当
我 さん作 [381]