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しんともさんの投稿された作品が84件見つかりました。
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切な
一秒たった一秒にきみは狂わされるなんて切なくてとても悲しいほんの、一瞬ちょっとの、時間だけそれは余りに短くて誰にも見えないくらい短い神様がいるならなんて暇だろうそんな一瞬、見なくていいのにきみの駄目な所もずっと見逃さないたった一秒きみを見たい
しんともさん作 [415] -
掴みたい手
時間がほしいと手を伸ばした掴んだらまた時間がほしくなった逃げ道を求めて手を伸ばした居場所さえ分からなくなったおそらく無理な事を自分の手を見て重ねるずっと自分自身の手なにも変わらないこの距離それでも、もう一度。
しんともさん作 [368] -
しんとも。
もう否定的な事は言いたくない、てだってそれを誰が叶える、て絶対ひとりなんだし、どうせそんな未来だから、てそう、投げやりになったのならここに来ればいい、誰も君を見てないけど、君だけではない事もある。もう少し頑張れという、僕はもう少しだからという、明日、2日後、3日後、世界はどれだけ変わっているだろう、なにも変わらず、君だけ、それはなにも変わらず、君だけ、時間の数だけ、君に近づくそう、投げやりになった
しんともさん作 [366] -
ひとつだけの道
きらいになっていく道をずっと歩き過ぎて幸せを考えるより満足しない事ばかりを積み重ねているそれでも歩みを止めないのはこの道を外れるのが怖い怖いという転んで傷ついたら一番良い薬を買って自分ですぐ治せる嫌なことがあったら自分をきらいになればまた歩けるプラスもマイナスも箱に入れてそれを積み重ねよう誰も知らなくたっていい道なにも責めなくていいよなにも否定しなくていいよなにも悪くないよ誰も知らなくても僕には見
しんともさん作 [352] -
それが、扉。
触れたくないものがその中にあるその扉を少しずつ叩いてみよう臆病だから、見たくない、傷つきたくないから、近付かない。頑丈過ぎるその壁にただひとつの扉少しずつ叩いてみよう醜いから、誰も好きにならない、そんな資格を、ずっと持てない。鍵も付いてなかった薄い扉誰かが叩けばすぐに壊れてしまう扉もう一度叩いてみよう終わりを見たいたとえ、見にくく生きても、それが、次へ行く道なら。
しんともさん作 [418] -
花
霧ばかりの道の先には、同じような道が続くだけ。急にそんな、まぶしい光は当たらない光が見えるのは、それはきっと、一握りの、すでに光を持っている人間だろう。多くは同じように、まだまだ霧ばかりの道を歩くだから、涙の量が、必要以上になる事はない満たされるのはずっと先の事。道の途中で、見つけたその花を愛でながら。
しんともさん作 [341] -
ただしい道
一歩進むたびに間違えて正しい道からどんどん外れていくどうしていつもこうなるのか嫌なことを見ないようにはきっと進めない道だから嫌なことから逃げることも出来ない道だからできあがっていく嫌な自分ずっと先までずっと先まで一歩進むたびに間違えていく道間違えながらできあがっていく嫌な自分いつか、それを超えていくために一歩進む。
しんともさん作 [353] -
なにも。
なにもそう。なにも違う同じだけのため息なにも期待しない自分の底思ったことも言葉に出ないなにも伝えない自分を責め自分を憎み自分を嫌う同じだけのため息なにも変えようとはしないここにあるのは違うこの部屋にあるのは違ういつもの自分とは違う一歩出れば何も違うなにもそう。なにも違う。
しんともさん作 [368] -
L
同じ空気だろうか同じ空だろうか同じ時間に生きているんだろうか探せばいつかきっと出会えるだろう目に映らないそんな事がとても悲しいあなたの毎日に僕がいないそんな事がとても悲しいこの空があまりに広いから悲しいこの手も、足も、全部溶けてなくなってしまうこの心も、最初からなくなってしまうこの空が一つなんて思えない繋がっているはずがないそこにいるはずがないそこにあるはずがない。あるほうが、とても悲しい。
しんともさん作 [379] -
たすけない明日
一歩踏み出そうとしたなにもしなかった前を見たら誰かが笑っていた後ろを向いたら誰もいなかった今日も変わらなかったなぜだろうか足はまだ前を向いている進むはずのない足が前を向いている止めようもう止めよう誰よりも知っている嫌われるの怖いか怒られるの怖いかもう止めようか誰よりも知っている惨めなのは嫌か知られるのは嫌かわかってる一歩足を踏み出そうとしたその顔がいつもと変わらなかったからそんなに情けないかそこま
しんともさん作 [368]