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キャロルの秘密 さんの投稿された作品が146件見つかりました。
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15分遅れで君はやって来た
見慣れた街を背に向けて乗った昼下がりの電車は 穏やかな午後の陽射しに揺られて僕は何故か浮かれてる だって僕は君と待ち合わせてる Ah胸が騒いでる 2つ目の駅を遠すぎた頃財布の中身が気になる もう少しいれてくればよかったなでもどうにかなるだろう ちょっと早めに家を出たから Ah早過ぎたかな でもね気の笑顔にもう直ぐ会える不安はどこかへ消えて行く 何を話そうか考えても 結局違うこと言ってるんだろう
キャロルの秘密 さん作 [563] -
優しい風の中で
10月の風が吹けば君は大人になる 出会った頃は僕たちまだ18の始まり 二度目の夏が過ぎて互いの我が儘とか 優しさも知った甘える君の癖も 季節は流れ街の景色を塗り替えて この目に映るすべてのものを壊して行くけど 二人だけ変わらずに いつだって優しい風の中で どんなに離れてても二人は大丈夫さ 信じることだけは忘れずにいた二人だから どこかが擦れ違うたびに見えるものがある ふざけ合って笑った時の二
キャロルの秘密 さん作 [587] -
ありがとう
まったく知らなかった。 ただ君、いつものように話すから、知る術がなかった。 でも、解ったんだ。僕の気付かないように笑顔でいてくれたことに。 あの時「好き」の告白に僕は、ただ「ありがとう」としか言えなかったけど、本当に心から思うよ。「ありがとう」
キャロルの秘密 さん作 [609] -
ふたりぽっち
僕と君がいればふたりぽっち いつも一緒のふたりぽっち 手を繋げばふたりぽっち 僕らはいつもふたりぽっち
キャロルの秘密 さん作 [648] -
STILL I LOVE YOU
どこかに戻るように古いアルバムの写真を眺めていた 数えきれないほどの君との思い出が時間をあの日に戻す 失くせずにずっとこの胸に隠してた想いが今 溢れ出すこの夜に明日さえも通すぎて 逢いたい気持ちが押さえきれずに もう一度歩きたい君を誰よりもそばで 感じていたあの季節や街を 新しい恋もして少しづつ何かを守る そんな暮らしもひとつの幸せだね 選んで生きて行く事も悪くないけど 誰にでも譲れなものが幾
キャロルの秘密 さん作 [533] -
遠い記憶
思い出に立ち止まる夜を越えて行かなければ、新しい、明日を見つけられない。 だけど、今引き出しの奥に仕舞った、一枚の写真を取り出して眺めてる長い夜。 今だけは、こうしていたいなんて、一人きりの夜を抱きしめてる。 遠い記憶の少女の君が魅せた笑顔が優しかった。 何も知らずにただ好きだった。そんな僕が小さく見えた季節に。 少年の瞳に映る輝いたあの夢。少しづつ重ねた時間に霞んで、素直に笑えた、あの頃を忘
キャロルの秘密 さん作 [521] -
笑顔
笑顔を見てると自分も幸せな気持ちになる 自分もそれが伝染したかのようにやはり笑顔になる それがまた誰かをまた幸せな気持ちにさせてればもっといいね。 みんながうれしそうにしているのって やっぱり笑顔はいいね
キャロルの秘密 さん作 [649] -
通勤電車
プラットホームは、人の列である。 今日も一日が始まると思うと決して、心がときめく訳ではない。毎朝、同じ時刻に同じ電車に乗り込む。通勤電車。 何故だか、みんな無表情で携帯電話のディスプレイに夢中である。 目のやり場がないのだろうか? もし、携帯小説でも見ていて面白いのに目が留まった時は少しラッキーなぐらいなのか。 その小説に「通勤電車、途中で降りたい気持ち」と書いてあった。
キャロルの秘密 さん作 [910] -
キャロルの秘密 26
翌日、古賀は自宅から、スタジオに向かう途中、自分の目を疑った。 世田谷通りを走行中に歩道を歩く女性に目がくぎづけとなった。 古賀はメルセデスを左車線に寄せてハザードを付け車を止めた。 やはりそうだ。しかし人違いということもある。 何せ月日は20年の歳月が過ぎている。 古賀は車から降り、歩道を歩いてる女性に声をかけた。 「惠子、、」 声をかけたのは忘れもしない惠子だった。 彼女は驚いた顔で「な
キャロルの秘密 さん作 [562] -
夢を信じて
心の中のざわめきを隠しきれなくて すべてを焦がすこの想い冷めることはない 時の流れには逆らえないけど 思い付いた今立ち上がる時さ 今では一人残されて 振り返ることも出来ず 留まるよりも辿り着けないほうがまだいいさ 描いた夢だけ信じているなら いつか笑えるさ 夢を信じて明日へ 君がいるから明日へ 身震い止まらず堪え切れなくて 流れる涙は嘘つきじゃないさ 夢を信じて明日へ 君がいるから明日へ
キャロルの秘密 さん作 [610]