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きゃしーさんの投稿された作品が635件見つかりました。
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スカバンburn!!最終章 -25- たわしと草と石
――数日後の朝登校中に会った光希、慶太郎、秋奈、猛は一緒に校内へ入った校内に入った光希はロッカーを開きかけて手を止めた猛「どうかした?」光「…昨日はたわし…一昨日は草…」慶「?」猛「何が?」光「入ってんの。毎朝」秋「ロッカーに?」光「そう。…で今日は…!」光希は勢いよく開けた秋「きゃ!」猛「なっ…」慶「おー」光「なっ…!…石…」猛「うわー石いっぱいや。集めんの大変やったやろな」光「なんかうちに嫌
きゃしー さん作 [352] -
スカバンburn!!最終章 -24- 仲良しライバル
――帰り道猛「でもほんま二人とも、何もなくてよかったなあ」秋「うん、ごめんね。心配かけて」光「そういえばちひろ君が慶四郎によろしくって」猛「ちひろ?何で?」慶「…?」秋「助けてくれたの。ちぃちゃんとノブ君が。」猛「そうやったんや。…しかもなんか仲いい感じになってるし…」光「なんか“フェザー”、大変そうみたいやったな」秋「そうやな…」猛「大変そう?」秋「お嬢様が厳しいそうで」猛「お嬢様?」光「うち
きゃしー さん作 [362] -
スカバンburn!!最終章 -23- 望むところだ
翼「遅い!!」光「ごめん」拓「二人揃ってなんかあったんか?」光「いや、別…」秋「私が拉致されそうになったとこをみっきーが助けてくれた。」秋奈が無表情で淡々と告げた「「え?!」」翼「ほんまか?」美「怪我してへん?」聖「大丈夫か?」波「ほんま無事で」猛「良かったなあ」二人に向けられた心配そうな皆の目。それを感じた途端光希はへなへなとその場に座りこんだ美「みっきー?!」波「きゃあ。」拓「どうした?!」
きゃしー さん作 [429] -
番外編 スカバンburn!! 父さんの“愛の歌”(4/4)
次の日から、俺の戦いが始まった早朝に目覚めると、朝食を作り、その後は机に向かう。始めはちょっと寝ちゃったけど、だんだん慣れて集中できるようになった。毎朝すぐに姿を見せるようになった俺を美弥は不思議そうに見ていた。学校では昼休みのバスケもやめて勉強。帰ったらすぐ勉強。家事とギターがあるから塾は行けない。だからその分、必死にやった。そして――俺は合格を手にした。以前より早い時間に鳴ったチャイム。時間
きゃしー さん作 [381] -
番外編 スカバンburn!! 父さんの“愛の歌”(3/4)
下に着ていたTシャツのまま、借りた漫画を読みかけ手を止めた。なんとなく美弥の隣に座って作業を眺める。俺は今、父さんと小3の弟の3人暮らし。父さんのギターに負けた母さんは弟の彰が生まれてすぐ、死んだ。これでも料理はまあできるようになって洗濯なんかも手慣れてる。それでもやっぱり苦手なこともいっぱいあって、器用で世話好きな美弥に何度も助けられている。「できた!」手早く作業を終わらせた美弥からシャツを受
きゃしー さん作 [403] -
番外編 スカバンburn!! 父さんの“愛の歌”(2/4)
マットの上でくるくる回って技を決めたあいつを拍手がつつむ。男子生徒からもちらほら褒め言葉が聞こえていた。「あいつすげえな…運動もできて頭もよくて、運動だけのお前とは全然ちゃうな」「うるさいなあ」美弥は同じマンションの同じ階に住む幼稚園からの幼なじみ。小学校からずっと毎朝一緒に学校へ行き一緒に帰る。それがいつも当たり前で周りの奴もそれを今さらからかったりしない。俺らが一緒にいるのは、当たり前の光景
きゃしー さん作 [347] -
番外編 スカバンburn!! 父さんの“愛の歌”(1/4)
スカバンの番外編です。頭の中では登場人物の細かい設定とかエピソードとかあるんですけど、なかなか書けないので軽く…詳しい人物紹介とか書いた方がいいかな?たいした話じゃないですが暇つぶし程度にどうぞ――3年前「よっしゃあ!勝った!」体育館に響くボールの音。声援は歓声に変わり、シュートを決めた俺に群がるクラスメイト。「翼!さすがやな!」「当たり前や!俺は唯一体育だけできるねんもん!」「それ自慢か?」俺
きゃしー さん作 [380] -
スカバンburn!!最終章 -22- うらやましい
光「え?」伸昭の言葉に光希が聞き返した伸「だって練習とかも楽しそうやもん。ほら、あのやかましいボーカルも言うてたやん。“仲良しバンド”って」光「あぁ、翼ね」伸「きっと俺らみたいにバンド内で対立したりしないんやろなあ」光秋「…」ち「ほんまに仲良しやもんね。そういえば、慶四郎は元気?」光「慶太郎ね」ち「うん、知ってる。で、慶四郎はー?」光秋(わざとかよ!!?)伸「ほんまあの無口君のこと好きやなあ、ち
きゃしー さん作 [345] -
スカバンburn!!最終章 -21- ライバルバンドの悩み
助けられた二人とちひろと伸昭は近所のファーストフード店に寄ったち「ごめんってばー!“春”ちゃん」秋「“春”ちゃう!“秋”!!」ち「わーごめんなさぁい!」伸「悪気はないねん。まあ許してやってよ。“秋”ちゃん」頬杖をついてにっこり笑う伸昭を秋奈は横目で睨んだ光「で?あんた達は何やってたの?」ち「僕達ねー練習抜けてサボってた」けだるそうにストローの袋をいじりながらちひろが答える秋「サボり?」伸「そう。
きゃし・ さん作 [380] -
言えないバイバイ
こんにちは★もう過ぎちゃった、バレンタインの日前に書いた気がするけど、3年間まあ仲のいい男友達がいて、毎年のように今年もあげたんです今年も皆に配ってるふりして廊下を通るの待ってたら、案の定やってきた!ちょっと慌てて、○○!!ついでにあげる!と呼び止めるいいん?!ありがとう!!と、手に取り、口に運びながら去って行くああ、もう行っちゃうん?そんなあっさり?さりげなくあげるはずが、さりげなすぎてタイミ
きゃしー さん作 [448]